ロッテ2年目左腕・高野脩汰、プロ初先発で3回3安打2失点「ゾーンで勝負できなかったのが反省」
(パ・リーグ、ロッテ-ソフトバンク、5回戦、24日、ゾゾマリン)ロッテ・高野脩汰投手(25)がプロ初先発し3回3安打2失点。当初から早めの交代を予定しており、四回から2番手・二保にバトンを託した。 「初回はランナーを背負いながらも自分の思っていたアウトの取り方で無失点に抑えることができたのはよかった。四球が絡むと失点に繋がるのでゾーンで勝負できなかったのが反省点です」 小雨が降りしきる悪条件の中で毎回走者を許す展開。一回は1死一、二塁から山川を空振り三振、近藤を二ゴロに抑えた。だが三回は先頭の川村に中前打を浴びると四球も絡んで無死満塁となり山川に左犠飛、柳田の二ゴロの間に失点し、2点を奪われた。 高野脩は関大を経て日本通運からドラフト4位で入団。ダイナミックなフォームが魅力で主に救援として投げており、今季は2試合に登板し0勝0敗、防御率4・50。13日に出場選手登録を抹消されると、18日のイースタン・リーグ、オイシックス戦に先発して3回1安打無失点に抑えていた。抜擢された期待に応えたかったが、悔しい結果となった。