バッジョ氏、強盗に殴られ負傷 サッカー元イタリア代表
【AFP=時事】サッカー元イタリア代表のロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)氏(57)が、同国北東部ビチェンツァ(Vicenza)近くの自宅で欧州選手権(UEFA Euro 2024)の試合を見ていた際に強盗被害に遭い、頭を縫うけがをした。イタリアメディアが21日に報じた。 【写真】ベンチに座るバッジョ氏とカズ バッジョ氏は20日夜、欧州選手権のスペイン対イタリア戦を自宅のテレビで観戦していたところ、武装した5人組に押し入られた。抵抗したバッジョ氏は犯人の一人に額を銃で殴られ、病院で縫合処置を受けた。 強盗団が現金や宝石などを物色する間、バッジョ氏は家族とともに部屋に閉じ込められた。伊日刊紙コリエレ・デラ・セラによると、犯行は約40分間に及んだ。バッジョ氏は強盗団が家を後にしたと確信してから、扉をこじ開けて警察に通報した。 バッジョ氏は現役時代にイタリア代表として56試合に出場し、1994年のW杯で準優勝した。クラブレベルではイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)やインテル(Inter Milan)、ACミラン(AC Milan)などでプレーし、リーグ優勝2回、UEFAカップ(UEFA Cup、ヨーロッパリーグの前身)優勝1回を経験した。【翻訳編集】 AFPBB News