センバツ高校野球 作新学院が8強を報告 「粘り強さ出せた」 /栃木
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で8強に進出した作新学院の選手らが12日、宇都宮市馬場通り1の毎日新聞宇都宮支局を訪れ、甲子園での結果を報告した。 総合進学部の高橋光男部長、小針崇宏監督、草野晃伸主将(3年)、磯圭太副主将(同)、マネジャーの鈴木駿太郎さん(同)が訪問。小針監督は「力以上の力が出たのは声援のおかげ」と応援団に感謝し、「レベルの高い投手と戦えたことは財産。準々決勝以降の戦いは違うということを宿題として持ち帰ってきた。良いところと課題を両方感じた甲子園だった」と振り返った。 草野主将は「(秋の関東大会まで)1点差を争う試合を勝ちゲームにできなかったが、この甲子園を通して粘り強さを出せたと思う。夏までに守備力を強化していきたい」と更なる成長を誓い、磯副主将は「ベスト8に入れたことはチームとしてプラスになった。さらに練習して課題をつぶし、夏は優勝旗を持ち帰りたい」と意気込んだ。 小針監督と選手らはこの日、県庁と宇都宮市役所も訪れ、大会結果を報告した。【鴨田玲奈】