CTC新社長に伊藤忠常務執行役員の新宮氏、経営体制を刷新
伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は1日、伊藤忠商事の新宮達史常務執行役員(59)が4月1日付でCTCの社長に就任する人事を発表した。柘植一郎社長(65)は代表権のない会長に就く予定。経営体制の刷新を図ることが狙い。 伊藤忠がITシステム事業を主力とする連結子会社のCTCに対して実施したTOB（株式公開買い付け）が2023年9月に成立し、同年12月に上場廃止となった。伊藤忠は、CTCの完全子会社化を機にグループ一体で、デジタル領域で一段の事業成長を目指す。 新宮達史（しんぐう・たつし）氏 1964年7月9日生まれ。島根県出身。早稲田大学理工学部卒。87年4月伊藤忠商事入社。伊藤忠インターナショナルCAO（ニューヨーク駐在）兼経営企画部長兼伊藤忠カナダ社長などを経て、2017年4月に伊藤忠商事執行役員情報・通信部門長。20年4月からは、同社常務執行役員情報・金融カンパニープレジデントを務める。
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