ガラタサライへのレンタル加入が決定的なオシムヘン…契約には1月の退団を容認する解除条項が付帯?
ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン(ナポリ)に向けたガラタサライの獲得オファーには、シーズン途中の契約解除条項が含まれているようだ。3日、イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。 現在25歳のオシムヘンは、ドイツのヴォルフスブルクでプロキャリアをスタート。シャルルロワとリールでのプレーを経て、2020年9月にナポリへと完全移籍で加入した。在籍3年目の2022-2023シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王を受賞。クラブを33シーズンぶり3度目のスクデット獲得に導いた。昨シーズンも公式戦32試合出場17ゴール3アシストをマーク。チェルシーやパリ・サンジェルマン(PSG)など、複数のメガクラブによる関心が報じられていた。 しかし、最終的にはどのクラブとも合意に達することなく欧州5大リーグの移籍市場は閉幕。さらに、サウジアラビアのアル・アハリが年俸4000万ユーロ(約64億円)の4年契約、移籍金8000万ユーロ(約129億円)という好条件を提示したものの、交渉は破談に終わった。 そんななか、スュペル・リグで過去23度の優勝を誇るトルコの名門ガラタサライがオシムヘン獲得に動き出したことを公表。レンタル移籍に向け、ナポリおよび選手側との正式な交渉を開始したこと発表している。 『The Athletic』によると、今後同選手はメディカルチェックを受ける予定だという。契約には買い取りに関するオプションや義務が含まれておらず、1月での契約解除条項が付帯している模様。オシムヘンが1月に退団した場合は、ガラタサライが見返りとして契約金を受け取ることになるようだ。
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