希望しかない!10代日本人の逸材(10)異次元のフィジカル! 飛び級で日本代表選出の逸材
FIFA U-20ワールドカップ、U-17ワールドカップという2つの大会があった2023年が終わり、例年同様に年をまたいで全国高校サッカー選手権大会が開催されている。次世代の日本サッカーを牽引するのは誰なのか。今後のさらなる飛躍が期待される10代の日本人選手を紹介する。
DF:チェイス・アンリ 生年月日:2004年3月24日(19歳) 所属クラブ:VfBシュトゥットガルトⅡ(ドイツ) チェイス・アンリは、ドイツのVfBシュトゥットガルトⅡに所属する若きDFだ。187cmの長身を生かした空中戦の強さや、フィジカルの強さを特徴としている。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、幼少期の大部分をアメリカ・テキサス州で過ごした。中学1年の夏、日本に帰国したのを期にサッカーを本格的に始めている。 その後、福島の尚志高校に進学したチェイス・アンリは、2年生でU-17日本代表に選出。3年生となった翌年には、U-22日本代表に2世代の飛び級で選ばれる。同年の全国高校サッカー選手権では「高校ナンバーワン・センターバック」と呼ばれ一躍有名になり、個人としても優秀選手を受賞する。 高校卒業とともにドイツに渡り、シュトゥットガルトに加入した。現在はセカンドチームで主力としてプレーしている。昨年10月にはU-22日本代表にも選出され、アメリカ遠征に参加した。クラブではファーストチームの練習にも参加しており、着実に経験を積んでレベルアップしている。
フットボールチャンネル