6色千本の風車、涼しげにクルクル 新温泉町の宇都野神社
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兵庫県新温泉町浜坂の宇都野神社で、石階段の両脇に飾られた6色約千本の風車が涼しげに回り、参拝者の目を楽しませている。 【写真】水辺で回る風車1600本、朝昼夜で変わる表情くるくる 地元の造形作家、住民らの協力で半年かけ播州織で制作 新型コロナウイルスの流行で外出控えが続いていた2021年、中島葵宮司(41)が「地元の人たちの気分転換になれば」と発案。雪が降る冬場は撤去し、毎年この時期に飾り付ける。 今年は今月初旬に2日間かけて設置。友人の手を借りて6段の木枠を組み、プラスチック製の風車を1本ずつ挿していった。みこしが境内を練り歩く7月中旬の「川下祭り」後は本殿前や階段下に続く石畳にも木枠を組んで、紫と赤を約千本追加する。 境内は風の通りがよく、クルクルと回る風車が暑さを和らげてくれるよう。交流サイト(SNS)で「映える」スポットとして若者にも人気という。設置は11月末まで。 同神社TEL0796・82・1347 (長谷部崇)