MLB公式HP選出の2017年実力トップ10でダルビッシュが8位、マー君は番外
そのマー君に関しては、この日、地元紙ニューズデー紙が、「WBC不参加」のニュースを伝え、「ヤンキースは、ほっと一息つくことができただろう」という書き出しでチームの反応を報じた 記事では、「ヤンキースの田中は、この3年間で最もよいシーズンを送ったが、ぶり返すケガも経験している。その彼がWBCに参加しないと言った」と、WBC辞退を好意的に捉えた。 「28歳の田中は、全く故障のないシーズンは送っていないが、この3年間は、39勝16敗、防御率3.12。2014年には、右肘内側側副靱帯の部分断裂と診断されたが手術は必要としなかった。田中は昨シーズン終盤に登板を回避したが、スプリングトレーニングには、健康な状態で参加できるという。ヤンキースはスプリングトレーニングでは、ゆっくりと調整させるだろう。WBCのスケジュールに合わせるために、その調整ペースが崩されるという心配はなくなった」 WBCの大会の権威や価値観がまだまだ高くなっていないことを象徴するような記事の論調だが、ヤンキースと、そのファンにとっては、田中が、WBCに参加せず、万全のコンディションでレギュラーシーズンを迎える体制を整えることが、これ以上ない朗報のようだ。