中日からトレードで素質開花 「打率3割、20本塁打狙える」強打者は
手強いチームに変貌した日本ハム
新庄監督が就任し、2022、23年と2年連続最下位に沈んだ日本ハムだが、個々の選手のレベルが底上げされ、攻守で精度が上がっている今季は手強いチームに変貌している。野球評論家の伊原春樹氏は開幕前に、日本ハムの浮上を予告していた。 「日本ハムは昨年、1点差試合に17勝31敗と大きく負け越した。接戦で1点をめぐる争いに勝ち切れなかったが、戦力層の薄さが原因だった。だが、今年は練習試合やオープン戦での戦いぶりを見ていると、底力がアップしているように感じる」 「特に日本ハムは中日以上に上位進出する可能性を感じる。新庄監督からは『監督にとって一番大事なことは何ですか?』など質問攻めにもあった。監督を筆頭に前に、前に、という貪欲さがにじみ出る」 郡司は中学時代に千葉市リトルシニアに所属し、3年春には全国大会優勝を成し遂げている。仙台育英高では2年秋に明治神宮大会優勝、慶大でも4年秋にリーグ優勝、明治神宮大会も優勝とアマチュア時代に全てのカテゴリーで全国の頂点に立っている。日本ハムでも歓喜のビールかけを味わえるか。 写真=BBM
週刊ベースボール