米国とパートナーは団結、中国の経済問題輸出に対抗-駐日米大使
「中国が米国のことを望まないと言うのには理由がある」とし、突如として同盟国が「団結し協力している」ためだと論じた。
シンガポールで週末に開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)では、米中の競合が浮き彫りとなり、地域について相反するビジョンが示された。米国はインド太平洋における軍事演習やパートナーシップの拡大を強調した一方、中国は「外部勢力」が平和と安定を妨害していると批判した。
エマニュエル大使は「日本から韓国、オーストラリア、シンガポール、フィリピン、ベトナムにまで至る国々は米国のプレゼンスを望んでいる。野放しで制御されない中国が各国の主権を無視するのを望まないからだ」と述べ、「各国は何ができて何ができないか指図されるよりも、主権を望む」と語った。
原題:US, Partners United as China Exports Problems, Emanuel Says (1)(抜粋)
--取材協力:Joanne Wong.
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Yoshiaki Nohara, Shery Ahn