帰省の新幹線代が高すぎるため、深夜バスの利用を検討しています。深夜バスでも更に節約したい場合、どのようにすればよいでしょうか?
お盆やお正月には、普段離れて暮らしている家族に会いに多くの人が帰省します。しかし、帰省のために長距離を移動する人も多く、かかる費用に頭を悩ます人も少なくありません。 新幹線は移動が早く便利ですが、その分料金も高めに設定されています。もっとも、多少時間がかかっても節約したいという方は深夜バスの利用がおすすめです。この記事では、帰省にかかる費用と時間を比較しながら、効果的な節約方法を紹介します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
帰省にかかる費用と主な交通手段
「株式会社アスマーク」が2024年に全国の20~60代の男女を対象に行った、帰省に関するアンケート調査によると、帰省の交通手段として最も多いのが「車」で、「電車」「新幹線」「飛行機」「バス」と続きます。 また、株式会社ネクストビートが運営する子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」が読者109名を対象に行った調査によれば、帰省にかかる費用として最も多いのが「5000円未満」で、「1万円~3万円未満」、「5万円~10万円未満」が続く結果となりました。 帰省にかかる費用に大きな違いが見られるのは、利用する交通手段が違うためです。例えば「5000円未満」と回答した人の中には、車を使用している人が多く、車以外の交通機関は、帰省する人数が多いほど交通費も高くなります。 新幹線や飛行機は移動が早く便利ですが多くの費用がかかるため、節約を意識してバスを利用する人が多いようです。
新幹線とバスの料金と移動時間の比較
交通情報提供サイトの「駅探」によると、2024年8月10日の東京~新大阪間の新幹線の料金は、「のぞみ」の指定席で1万5120円でした。一方、バス比較サイトの「バス比較なび」によれば、2024年8月10日の東京~大阪間の深夜バスの料金は、最安値で9100円でした。 二つの交通手段の料金を比較すれば、深夜バスは新幹線に比べてかなり安いことが分かります。しかし、移動にかかる時間は新幹線の「のぞみ」が約2時間半に対し、深夜バスは約8~9時間もかかるので、利便性では新幹線が大きく上回っています。