SNSで大阪環状線の話題多数 その理由は「タモリ倶楽部」
20日朝SNSで目立った「タモリ倶楽部」「大阪環状線」の文字
改めて振り返る大阪環状線全駅の発車メロディ 2015年3月22日配信記事より THEPAGE大阪
20日朝、SNSをチェックしていると「タモリ倶楽部」「大阪環状線」といった文字が多く目に入った。筆者も視聴したが、関西では20日午前1時ごろに放送されたため、その反響でつぶやきが多く見られたのだろう。また、その中でも「発車メロディ」に関する話題も多く目にした。改めて同線のメロディも振り返ってみる。
関東圏などでは今年1月に放送済み
JR西日本によると、同番組の定番企画「タモリ電車クラブ」が、大阪環状線一周ツアーを実施したというもので、森ノ宮駅から阪和線などで使われる車両も使った「貸切列車」に乗り込み同線をぐるりと一周、車窓からの風景を楽しみながら、車内でにぎやかにトークを繰り広げたという。 映像を見る限り、沿線の木々が紅葉。通天閣が映った際も、昨年12月にてっぺんにオープンした「天望パラダイス」が工事中だったことから、収録は昨年の秋ごろと思われる。 同番組は前編・後編で放送されていたが、関東圏では、今年1月に同番組の1600回記念として、すでに放送されているらしい。なるほど、THE PAGE大阪で5月に同線「寺田町駅」の旧駅名標が保存展示された記事を配信した際、コメント欄で「タモリ倶楽部でやってたやつだ」という投稿を、かなり多く目にしたわけだ。
発車メロディの話題に改めて浮かんだツッコミどころ
さて、同番組の中でタモリをはじめとした出演者らが、発車メロディについて盛り上がりをみせていた。その時、出演者の一人である、ほんこんが、京橋駅の手前で同駅前にある総合レジャービル「グランシャトー」を話題にし、タモリが「知らねえよ」と答え、みんなでそのテーマ曲を歌うなどして車内が盛り上がるシーンがあった。 そのシーンを見た時、筆者は昨年3月の同線全駅にメロディが導入された時のことを思い出した。大阪駅構内で各駅のメロディが発表された際、近くにいたギャラリーから「京橋のメロディはグランシャトーと違うんや」という声がチラホラ聞こえていたことを、今でも覚えている。 ふだん、同線を使っていると、もう発車メロディが流れていることが当たり前となっていたが、取材時に「なぜ、この駅にこのメロディなんですか?」と同社担当者に尋ねると「ツッコミどころはいっぱいあるかもしれませんが、今回の発車メロディでは、逆にそのツッコミどころを楽しんでいただければと思います」と笑顔で話していたことも思い出した。 改めて、その発表時の映像で全駅聞いてみると、たしかにクスっと「なんでやねん」と改めて笑ってしまったりもしたが、同社が発表した選曲理由の資料を見ると「なるほど」とも思う。