ドジャースからFAのWS胴上げ投手・ビューラー ヤンキースと互いに興味と米報道 ド軍はQO提示せず
ドジャースからFAのウォーカー・ビューラー投手(30)とヤンキースが互いに興味を示していると、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が23日に明かした。 【写真】MLB、大谷翔平ファミリーの幸せショット披露 デコピンを“吸う”大谷を真美子さんが優しく見つめる 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の取材のため来日中で、MLBネットワークの番組にリモート出演。「なんという物語でしょうか。ビューラーが2024年の最後に登板したのがワールドシリーズのヤンキース戦。2025年に最初の球を投げる場所は、ヤンキースタジアムでもあるかもしれません。ビューラーとヤンキースが互いに興味を示している」と伝えた。 ビューラーは2度目の右肘手術を乗り越えて今季途中に復活。レギュラーシーズンは16試合に先発して1勝6敗、防御率5・38だったが、ポストシーズンでは4試合に登板して1勝1敗1セーブ。ヤンキースと戦ったワールドシリーズ第5戦では胴上げ投手となった。 ドジャースは今オフ、今季年俸802万5000ドル(約12億3585万円)だったビューラーに1年2105万ドル(約32億4170万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示する価値はないと判断した。QOを拒否して別の球団と契約すると、旧所属球団に補償としてドラフト指名権が与えられる。ドラフト指名権が付かない状態で市場に出ているビューラーには各球団が獲得に動くとみられており、アスレチックスもビューラー獲得に乗り出しているとの報道もある。