栃木県でインフルエンザが流行シーズン入り
栃木県は21日、季節性のインフルエンザの患者の報告数が、流行開始の目安を超え、流行シーズンに入ったと発表しました。 県は県内の医療機関のうち76カ所を定点としてインフルエンザの発生動向を調査していて今月11日から17日までの1医療機関あたりの患者の報告数が1.03人で流行開始の目安となる「1.00人」を超えました。全体の報告数は78人で、前の週から31人増えました。去年、流行入りしたのは9月中でしたが例年は、これからの季節に患者の数が多くなることから県は、手洗いの徹底など、予防するよう注意を呼び掛けています。 また新型コロナウイルスの感染者は17日までの1週間に151人の報告がありました。1つの医療機関あたりでは1.99人と前の週と比べて増えました。 一方、子どもを中心に感染し、手や足などに発疹ができる手足口病は281人でした。1つの医療機関あたりでは5.85人と4週連続で減少しましたが、依然として県内全域で警報レベルとなっています。
とちぎテレビ