JR四国×JALの観光ツアーでおもてなし!ハワイの有名シェフがマダイに感激!南予の魅力、世界に届け
地方の魅力を海外に発信する今回の取り組み。東京や京都などでオーバーツーリズムが問題となる中、地方への人の流れを作り出す一つの取り組み。 イェリナさん: 「(愛媛は)海とか川とかいろいろな景色があって素敵です。これから台湾の方々を迎えるように愛媛の情報発信もしていきたいと思います」
ハワイの有名シェフたちをマダイ養殖場に招待
宇和島市のマダイ養殖場に現れたのは、ハワイからやってきたみなさん。 日本貿易振興機構「ジェトロ」が招きました。県産魚のおいしさや魅力を知ってもらうことで、ハワイでの販路拡大を目指します。
宇和島プロジェクト 西島百合子さん: 「きょうはみなさんに実際の現場。観光地化されてない現場っていうところを見てもらおうかなと思っています」
招かれた14人の内の一人、ロイ・ヤマグチさんはハワイだけでレストランを10店舗経営するハワイ料理界の重鎮です。 ロイさん: 「ベリーナイス!エクセレント」 ロイさんが釣り上げたのはカンキツの皮をエサに混ぜて育てている「みかん鯛」。 西島さん: 「このミカンの皮にリモネンという成分が含まれていてそれが魚の生臭さを軽減してくれています」
ロイさん: 「年中、生のオレンジはないから冷凍するんですか?」 西島さん: 「そうです。冬に冷凍して冷凍したものを使ってますね」
アジア系が人口の4割を占め日本の食文化になじみ深いハワイへ
ハワイ州は人口(145万人)のおよそ4割がアジア系の人種で、日本の食文化になじみが深い土地です。 さらに日本から年間1000万人が観光に訪れているところに目を付け、愛媛の水産物を売り込もうというのです。 中田水産 中田力夫社長: 「(期待は)ありますよねハワイとかアメリカなんかだったらすごい物価も高くていっぱい評価してくれそうなんで、どんどん海外の方に輸出してハワイの皆さんにも食べていただきたいです」
シェフたちのアイデア光る!マダイがハワイ料理に
ところ変わってここは宇和島水産高校。養殖業者が自慢の魚を持ち込みました。 ヨンキュウ 山口博規取締役: 「ブリフィーレです。脂が乗っているし歯ごたえもあっておいしいと。なおかつ今が1番旬でおいしい 時期なのでそこをぜひ味わっていただきたいな」 ロイさん: 「アメリカでハマチっていう名前がね」 山口さん: 「ハウマッチ(How much?)イッツジョーク」 ロイさん: 「ぼくはねブリ好きなんですよ」 ハワイのシェフたちにも好評のようです。 ロイさん: 「(脂が)たくさんのってちょっと甘みもあったりして、すごいおいしい」