【巨人】原監督 ノーステップ弾の坂本勇人に「向上心を持ちながらやっている姿に若さを感じる」危険球退場の大勢にはエール
◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人3x-2西武(15日、東京ドーム) 巨人は梶谷隆幸選手の劇的サヨナラタイムリーで5連勝。交流戦で単独首位に立ちました。 坂本勇人が“ノーステップ打法”で9号ソロHR 試合は投手戦。西武の與座海人投手が7回途中2失点に抑えれば、巨人の山崎伊織投手も8回2失点の力投と両先発が奮闘。 原辰徳監督は山崎投手について「2点を取られましたけれど、粘り強くスターターとしてやってくれるのはジャイアンツとして大きいですね」と24歳の右腕をねぎらいました。 9回は守護神の大勢投手が登板。しかし長谷川信哉選手に頭部への危険球で退場となります。その後は、緊急登板となった中川皓太投手がノーアウト1、2塁のピンチを無失点で切り抜けました。 守護神のアクシデントについては「本人がどういうか。正々堂々と戦っている中でああいう風になってしまった。まぁ明日からまた切り替えて戦ってくれると思います」と、大勢投手にエールを送りました。 一方、打線は3回に坂本勇人選手が、與座投手からインコース低めをうまくすくい上げる技ありの9号ソロ。普段と違うノーステップ打法で打った一発には「あれだけ打っている人でも、常に向上心を持ちながらやっている姿に若さを感じる」とコメント。 接戦を制した巨人は5連勝。交流戦で単独首位に立ったことには「まだまだ、目の前の1勝、勝ちというものにこだわってというところですね」と話しました。 巨人は16日から交流戦の最終カード、楽天との3連戦を迎えます。