【川崎競輪】嘉永がまくって大会初制覇!「乗り越えることできてよかった」~G3桜花賞・海老澤清杯
川崎競輪の令和6年能登半島地震復興支援 大阪・関西万博協賛 川崎市制100周年 開設75周年記念G3「桜花賞 海老澤清杯」決勝は最終日の7日、準決勝を勝ち上がった9選手によって、第12Rで争われた。道中5番手から先にレースを動かした嘉永泰斗(26)=熊本・113期=が、最終バック6番手から仕掛けると、佐藤慎太郎=78期=のブロックを粘り強く乗り越えて快勝。昨年5月の函館記念以来、通算3度目のG3制覇を果たし、優勝賞金552万2274円(副賞含む)を獲得した。2着は後方から追い上げた古性優作を追いかけて最後にかわした山田久徳、古性が3着に入った。「桜花賞」5連覇を狙った郡司浩平は9着に終わった。嘉永の次回出走予定は、17日からのF1松山。 嘉永泰「優勝できてうれしい。初手の並びは想定内だったし、新山さんが後ろ攻めになるのも頭に入れていた。新山さんラインの3、4番手が取れれば、と思って動いたが、郡司さんが来たので引いた。3番手で松本(貴治)さんと郡司さんの外にいたので、折り合う前に仕掛けた方がいいと思って行った。佐藤さんのブロックもきつかったし、むりやり行ったので、きょうは重かったが、諦めず踏めばチャンスはあると思ったので乗り越えられて良かった。(7月には地元の)熊本競輪場も再開されますし、G1の決勝に行ければ、優勝するチャンスが巡ってくると思うので、ダービーへ向けて、しっかり取り組んでいきたい」
報知新聞社