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5度目の挑戦で悲願の自民党総裁の座を勝ち得た石破茂新総裁（67）。 どんな人物なのだろうか。 【画像】1986年に当時最年少の29歳で当選した石破新総裁

地元イベントに「魔人ブウ」のコスプレで登場

2018年に地元・鳥取県で行われた施設の完成イベントに出席した時の石破氏は、人気アニメ『ドラゴンボール』の悪役「魔神ブウ」のコスプレ姿で登場した。 自民党・石破茂新総裁（2018年）: 人生いろんなことがありました。生きているといろんなことがあるものだなと。 「アニメ好き」、「アイドル好き」としても知られる石破氏。 特に、1970年代に活躍したアイドルグループ「キャンディーズ」のファンだったという。 自民党・石破茂新総裁（9月22日）: かわいいじゃん。 自民党・石破茂新総裁（2008年）: 私は個人的に言えば、「ミキちゃんいいな」と思っているわけですが、「いやいや絶対スーちゃんだ」という人もいれば、「何を言うんだ、ランちゃんだ」という人もいればですね。大激論をやったりしてました。

「アニメ好き」「アイドル好き」「鉄道オタク」

また「鉄道オタク」としても知られ、かつて地元に帰る際には寝台特急を利用したこともあったという。 自民党・石破茂新総裁: 寝台車に乗るというのが、1つの憧れでしたよね。日々に追われる現代人にとっては、1つのオアシスみたいな時間がそこにはあったんじゃないですかね。

“次の首相にふさわしい人”常連も…

1986年、当時最年少の29歳で衆議院選挙に初当選した石破氏。 自民党・石破茂新総裁（1986年、衆院選初当選時）: みんなの声が、みんなの悲しみが、そして願いが、中央に反映するために、私は一生懸命努めてまいりたい。 鳥取県知事や参議院議員などを務めた父のあとを追い、大学卒業後、銀行員を経て国会議員へ。 1993年には、当時の宮沢内閣の不信任決議案に賛成。 反旗を翻した石破氏は自民党を離党し、1996年の新進党結党に参加したが、翌年には自民党に復党した。 “出戻り組”の石破氏だったが、2002年、小泉内閣で防衛庁長官として初入閣。 当時ネット上では、「ゲル長官」のあだ名も。 これはキーボードで「いしばしげる」と入力すると、「石橋ゲル」と変換されたことが由来だという。 2007年には、防衛相としてUFO（未確認飛行物体）について真剣に語る姿も。 自民党・石破茂新総裁（2007年、当時防衛相）: それをそのまま領空侵犯を認めるのかというと厳しいかもしれない。そうすると防衛出動ということになりますが…。 毎回、世論調査では、“次の首相に最もふさわしい人”の上位に名を連ねながらも、総裁選では毎回涙をのんできた石破氏。 総裁選出を受け、地元・鳥取で石破氏の妻・佳子さんが取材に応じた。 石破茂新総裁・佳子夫人: 決選投票で、まさかこういうふうに2位だったのが総裁に選ばれるとは思わず、「わあ!」という感じになったということです。 石破氏とは大学時代の同級生で、地元では石破氏以上に人気があるとの声も。 来週火曜日10月1日に招集される国会で、石破氏は第102代首相に就任する。 （「イット!」9月27日放送より）