初PSでのWS制覇に期待がかかる大谷（左）と絶好調のソト（右）。(C)Getty Images

　MLBロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ（以下、WS）が現地10月25日に始まる。名門球団とあってスター選手が多数在籍する両チーム。米スポーツ専門局『FOX Sports』は現地10月23日、シリーズに出場する各選手のランキングを発表した。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真！ 　同メディアの専門家であるローワン・カヴナー氏とディーシャ・トーサー氏が、レギュラーシーズン、ここまでのポストシーズンでの活躍をもとに24人をランク付けした。上位10人は以下の通り。 １，大谷翔平（ドジャース、DH） ２，フアン・ソト（ヤンキース、RF） ３，アーロン・ジャッジ（ヤンキース、CF） ４，ムーキー・ベッツ（ドジャース、RF） ５，ジャンカルロ・スタントン（ヤンキース、DH） ６，ゲリット・コール（ヤンキース、SP） ７，フレディ・フリーマン（ドジャース、１B） ８，テオスカー・ヘルナンデス（ドジャース、LF） ９，カルロス・ロドン（ヤンキース、SP） 10，山本由伸（ドジャース、SP） 　大谷については「野球界で最もユニークな才能を持つ彼は、54本塁打と59盗塁という記録で歴史に名を刻む方法を見つけた。得点圏に走者を置いた最後の14打席で12安打を放ち、レギュラーシーズンを終え、その活躍をキャリア初のポストシーズンに持ち込み、９打数６安打を記録した。NLCSでは三振（７）よりも安打（８）と四球（９）が多く、10月全体ではOPS.934だった」と評価ポイントを説明した。 　ソトについては「このリストの上位３人は、私たちの投票で非常に僅差であり、大一番での彼らのオフェンスがいかにタイトなものであるかを示している。この対決を興味深いものにしているのは、ソトが今季のドジャース戦に出場しなかった点だ。彼は６月に（ドジャースが）ニューヨークに来た時、左前腕の炎症で欠場しており、３試合でドジャースがヤンキースを17-10で上回った。ソトの不在は惜しまれたが、このポストシーズンでの彼の203wRC+は、彼がポストシーズンでそれを補うことを示している」とした。 　年俸総額２位ヤンキース、３位ドジャースの対戦とあってスター選手をはじめ、実力者も揃っている両軍。しかし世界最高峰の舞台の中でも異彩を放つ大谷には当然のように一番の注目が集まっている。 構成●THE DIGEST編集部