純烈リーダー酒井一圭“お客さん”から学んだこととは？「人生で起こることや、身の回りの人への備えを…」
お笑い芸人、テレビMC、コメンテーター、DJとして活動するふかわりょうと、フリーアナウンサーの鬼頭里枝がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「野菜をMOTTO presents ○○のある生活」（毎週土曜11:30～11:55）。普段の生活に“ひと足し”して心豊かになるモノ・コトについて考えていきます。毎回ゲストを迎え、1週間の慌ただしさを癒やしてくれる「〇〇なもの」「〇〇の生活」について伺っていきます。 今回のゲストは、年中無休の4人組ムード歌謡コーラスグループ・純烈のリーダー酒井一圭（さかい・かずよし）さんです。ここでは、純烈のコンサートについて語っていただきました。
鬼頭：純烈のコンサートの楽しみ方はどんなものがありますか？ 酒井：恥ずかしがりながらも、みなさんに来ていただきたいです。純烈のコンサートに堂々と行ける日本人の方って、少ないと思うんです。少ないというか、10％ぐらいの人は「純烈のライブに行きたい！」と思って来ていただいている方で、「純烈って大丈夫？」「（自分は）まだ純烈を見る年齢ではないだろう」と思っておられる方がほとんどなんですよ（笑）。 ふかわ：ああ～！ 酒井：（年齢に関わらず）早めに観に来てくださっても良いですし、逆に自分のタイミングがバッチリになってからお越しいただいても大丈夫です。僕は「あと10年ぐらいは頑張らなアカンな」とは思っているので。純烈は、やはり“くすくす”観てもらえる存在でありたいんですよね。「純烈のライブに行ったんだよね～」と会社の人には言えないけど、幼なじみには言えるぐらいの距離感でいたいです。 ふかわ：酒井さんはそういう印象なんですね！ 僕は全然、胸を張っていいと思います。強いて心配することがあるとしたら、ライブを観るときの“独自のルール”があるのかな？って。 酒井：（ルールは）全然ないです！ ファンの人たちは僕たちと距離が近いし、何度も（客席を）通ってお客さんの顔を覚えてしまうので、みなさんマナーもいいです。ただ、田舎のおじいちゃんおばあちゃんが来てくれるような地方公演に行くと、お客さんは「二度と会えないかもしれない」「よくぞ来てくれた！」という思いから、うれしくて、つい席を立ってしまうこともあるんです。 鬼頭：わかる！ 酒井：若い人がそういうところを見たときに「マナーが悪い」と感じてしまうかもしれませんが、地元のおじいちゃんおばあちゃんも悪気があってやっているわけではないので、若い人にはそういうところに引かんといて～！とは思いますね。 ふかわ：純烈さんのライブで、抑えきれないくらいのパワーをもらっているということですよね。 酒井：若い人に言いたいのは、「歳を取ったらこうなるねんな」という雰囲気を味わってほしいです。純烈をやってから学んだことはいっぱいあります。人生で起こることだったり、身の回りの人への備えを客席が教えてくれます。このぐらいの歳になると、こういう病気に気をつけてとか（笑）。 ふかわ：いい関係ですねえ。
＜リリース情報＞ 4月3日（水）に新曲「夢みた果実」をリリース （TOKYO FM「野菜をMOTTO presents ○○のある生活」放送より）
