井口裕香「地球みたいに丸いおしりが撮れた」。“飾らないエロさ”を意識して生まれたセカンド写真集「MORE MORE MORE」の本気度を語るロングインタビュー
声優・井口裕香さんがセカンド写真集「MORE MORE MORE」を発売した。約12年ぶりとなる本作は、鍛え上げられた体と大胆なカットが話題を呼んでいる。
本記事では井口さんにインタビューを実施。写真集への意気込みや手応えを聞いた。「“地球みたいだな”と思えるくらいの存在感のあるおしりが撮れた」など、包み隠さず語られたエピソードの数々をお届けする。
■むちっとした、丸みのある女性の写真集が好き
――今日は2nd写真集「MORE MORE MORE」の取材なんですが、1st写真集の「Le chouchou」を持ってきてみました。 井口:わ、なつかしい!(笑) ――12年前の本ですもんね。1st写真集も、今回の2nd写真集も、内容からとても楽しそうに撮影に取り組んでおられる様子が伝わってきます。 井口:あはは。たしかに、撮影には昔から前のめりです。 ――1st写真集の刊行時のことを、少し振り返っていただいてもよろしいですか? 井口:あのときは仕事というよりも、ご褒美のような感覚でしたね。アーティストデビューもそうですけど、当時は今以上に、声優業から派生した別のお仕事ってがんばったからもらえるチャンスというか、ご褒美みたいな時間だと思っていたんです。だから本当に「うれしい!」「楽しい!」気持ちばかりだったんですよ。このときはまだ、体作りもしっかりしていないときでしたしね。運動はもともと好きではあったんですけど、今のようにトレーニングはしておらず、本当に素直に生まれ育ったままの自分というか、20代のポテンシャルを詰め込んだみたいな写真集でした。 ――今回、2nd写真集を出すきっかけはなんだったんですか? 井口:以前から出したい気持ちはあって、いろいろなところで実際に口に出してもいたんです。その話を「My Girl」(※女性声優のビジュアルブック)の担当編集さんが聞きつけて、声をかけていただいたのがきっかけですね。時期は去年(2023年)の8月くらいだったと思います。「My Girl」ではそれ以前に、タイトなニットのワンピースを着たりして、それまでにない雰囲気での写真を撮ってもらったことがあったので、その流れで提案していただけたのかな? と。 ――井口さんとしては、いつでもお話があれば応じるつもりで。 井口:そうです、そうです。もともとグラビアアイドルさんやタレントさんの写真集を見るのが大好きで、「機会があったらこういう表現をしてみたい!」みたいな欲はずっと溜まっていたんです。「今の私が写真集を出せるなら、こうしてみたいな」と、思い描いたイメージがあったというか……だから、企画が決まってから撮影までの3、4ヶ月のあいだに、がんばってしっかり体を作りました。 ――写真集はどなたのものを? 井口:もう、ホントにいっぱいありますよ!! 一番好きなのは篠崎愛ちゃんで、他には深田恭子さん、優香さん、あとは三上悠亜ちゃんもすごい好きです。他にも大量に買ってます。 ――どちらかというとスレンダーというよりはグラマーな方がお好きな印象ですね。 井口:そうなんです!! むちっとした方が好きなんです。シュッとしているより、女性らしい丸みがある女性の写真集が好きですね。 ――眺めているときって、どんなお気持ちなんでしょう? 井口:まず、ひたすらにかわいい(笑)。かわいいものを見るとテンションが上がります。骨格から華奢な方の写真集だと、お人形さんを見てる感覚ですね。そして、むちっと触りたくなるような質感の女の子だと、単純に私がその方が好きだからというのもあるんですけど、「こんな体になりたいな」という、理想の体型を見ている感覚になります。触りたくなるような、包まれたくなるような、「ふわっと感」みたいなものが、私にとっては女性の写真集を見るときの最大の魅力です。