山田杏奈演じるポピーの姿も 『怪盗グルーのミニオン超変身』悪党学園に忍び込む本編映像
7月19日より公開中の映画『怪盗グルーのミニオン超変身』の本編映像が公開された。 【写真】山田杏奈演じる少女ポピー 本作は、『ペット』シリーズ、『SING/シング』シリーズ、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などを世に送り出してきたイルミネーション・エンターテインメントが贈る『怪盗グルー』シリーズの第4弾。グルーファミリーと破天荒なミニオンたちの大活躍を描く。 シリーズ1作目『怪盗グルーの月泥棒』(2010年)からグルー役の吹き替えキャストを務める笑福亭鶴瓶と、2作目『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013年)で初登場し、グルーの妻となったルーシー役の中島美嘉をはじめとするグルーファミリーが再集結した本作で、新キャラクターとして登場するグルーの元同級生で宿敵マキシム役の片岡愛之助と共に、大悪党を夢見る中学生でグルーに急接近する少女ポピー役に抜擢された山田杏奈。そんな山田が声を吹き込むポピーが、大悪党になる夢を叶えるべく、グルーとグルーJr.、そしてミニオンたちとともにグルーの母校である悪党学園へ忍び込む姿を捉えた本編映像が公開となった。 ポピーに元最強最悪の怪盗としての本領を見せるグルーだが、グルーファミリーに爆誕したパワフルで自由奔放なグルーJr.を前になすすべなしのグルーたち。パワーアップしたハチャメチャっぷりを堪能できるシーンとなっている。 グルーJr.をおぶった覆面姿のミニオンと共にグルーとポピーが忍び込んだ先でたどり着いたのは、悪党学園の校長室。鍵のかかった分厚い扉を破るための道具を持ち合わせていないグルーだったが、ポピーが悪い顔をしながら真っ赤なヘアピンを差し出し、見事鍵を開けることに成功。ポピーは手足をばたつかせながら大喜びし「入ろう!」と足を進めようとすると、グルーはすかさず手で制する。慎重に周囲を見渡したグルーが一言「ベビーパウダー」とミニオンたちに指示を出し、持参したマザーズバッグから取り出されたベビーパウダーをグルーが入り口に向かって吹きかけると、なんと目の前に赤く張り巡らされたセンサーが現れる。感嘆の声をあげるポピーに向かってグルーが「ええか。盗みに入るとき、いっちゃん大事なんは、一見危険がなさそうに見えても常に気を付けること…」と盗みの極意をカッコよく語っていると、突然騒ぎ始めるミニオンたち。なんと、おぶっていたはずのグルーJr.がセンサーの隙間をくぐって校長室のなかへハイハイで突き進んでいる。大慌てのグルーとミニオンを尻目にやりたい放題のグルーJr.が、デスクに飾られていた校長先生をかたどった彫刻の頭に手をかけると、実はそれはスイッチになっており、グルーJr.のおかげで入り口のセンサーは切られることに。グルーが「ようやった、Jr.!えらい、えらい!」とほめたたえるも、グルーJr.はオン、オフ、オン、オフとスイッチを繰り返しいじって楽しそうに笑い声を立てて遊ぶのみ。そんな愛らしいグルーJr.を前に、ポピーが「あぁ、すっごくはしゃいでる」と微笑みながらこぼすと、グルーは「はしゃぎすぎやろ」となすすべなしで見守るのだった。校長室侵入までたどり着いた一行は、果たして無事に目標の盗みを成功させることができるのか。 ポピーを演じた山田は本作が吹き替え声優初挑戦であり、声優決定が発表された際には「ここ数年で一番緊張したお仕事」と明かしていたが、そんな山田に対して鶴瓶が「ポピーのミステリアスで生意気なキャラにピタッとハマってる。グルー大丈夫かな?って心配になったくらい」とメッセージを送っているように、大悪党になる夢に向かってひたむきに努力を重ねる少女ポピーを魅力いっぱいに表現している。
リアルサウンド編集部