大河ドラマ『光る君へ』第11回「まどう心」より

　吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』（NHK総合ほか）第11回「まどう心」が17日に放送され、まひろ（吉高）と道長（柄本佑）が前回に続いて密会。熱い口付けの後に道長がまひろへ求婚したものの急展開を迎えると、ネット上には「つら…つらい」「切ない」といった声が相次いだ。 【写真】抱きしめ合うまひろ（吉高由里子）と道長（柄本佑）　『光る君へ』第11回「まどう心」場面カット 　兼家（段田安則）の謀略により花山天皇（本郷奏多）が退位。為時（岸谷五朗）は再び官職を失うこととなった。一方の道長は、摂政となった父・兼家のもとで幼い一条天皇（高木波瑠）の即位式に携わることになる。 　そんな中でも、文を送り気持ちを伝え合うまひろと道長。ある日、思いを抑えきれなくなった道長は、再び廃院での逢瀬にまひろを誘う。まひろと道長は再び2人きりで顔を合わせると、互いに強く抱きしめあって情熱的な口付けを交わす。 　そして道長はまひろに「妻になってくれ」と告げると、京に留まって政治の中枢まで上り詰めると約束。「まひろの望む世を目指す。だからそばにいてくれ」と語りかける。この言葉にまひろが「それは私を北の方（正妻）にしてくれるってこと？」と聞くと道長は沈黙。まひろが「妾になれってこと？」と問うと、道長は「そうだ」と答え、家柄が違う2人が一緒になるための唯一の方法であると説明する。 　「まひろが一番だ」と言う道長からの“妾”としての求婚。これをまひろは「耐えられないそんなの！」と拒否。まひろの返答に道長は思わず「ならばどうしろと言うのだ！」と怒鳴り「勝手なことばかり言うな」とその場を立ち去ってしまう。 　ネット上には道長に対して「はなから妾になってくれって、それはない」「自分の思い通りにならないから怒鳴りつけるってのは駄目」などの指摘や、一方のまひろへは「つら…つらいよねぇ…」「はー切ない」「まひろ可哀想」といった同情が多数寄せられていた。