92歳も踊るフラメンコ公演 日比谷野音にダンサー集結
92歳の舞踊家、小松原庸子さんが企画し、自らも踊るフラメンコ公演が29日、開設100周年を今月迎えた東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)で開かれた。華麗で情熱的な舞踊が舞台狭しと繰り広げられた。 「真夏の夜のフラメンコ」と題する夏恒例の野音公演は今年で52回目。本場スペインからもダンサーたちが集結し、計約200人が参加した。「喜び」を表現する開幕の演目「アレグリアス」では大人に交じって子どもたちも群舞に加わり、猛暑の空の下、この日の集いを祝った。 日本とスペインの民族舞踊のコラボレーション企画として、フラメンコと阿波おどりの“共演”もあった。