化粧水で作る「50代の肌」山本浩未さんのスキンケア術
ただ漫然とスキンケアをするだけでは効果は半減。「入れ込み」「とどめる」ためのひと工夫を、ヘア＆メイクアップアーティストの山本浩未さんがご提案。優しい刺激で肌を覚醒させて。 【写真】50代からのスキンケア対策
目覚めた肌に入れたい、エイジング美容液＆クリーム
（右から）潤いと栄養を長時間シーリング。タプリス プエラフィカ エマルション 30g ￥12,100／ドクターべルツ リポソーム技術を搭載した美容液。潤いに満ちたふっくら肌へ。リポソーム アドバンスト リペアセラム 50㎖ ￥12,100／コスメデコルテ しぼみがちな肌が、密度の高い弾力肌になると美容のプロたちの間でも評判。セラムラフェルミサンS n 40g ￥36,300／クレ・ド・ポー ボーテ ハリ肌印象へ導きつつ、日々ダメージを受けた肌をリペア。クラランスプレシャス ラ クレーム 50㎖ ￥44,000／クラランス
優しく肌を目覚めさせる「さすり&包み込み塗り」
「めぐりも代謝も低下ぎみな大人の肌を目覚めさせ、化粧品をしっかり入れ込むには、薄くなった皮膚を摩擦せずに適度な刺激を与えることが大切。そこで私が実践しているのが、美容液を塗りながら静脈の流れに沿って行う“さすりタッチ”の覚醒マッサージ。たった10秒ぐらいで終わるのに、肌にどんどん入る実感があるし、むくみがとれて血色もアップ。そしてその後、仕上げのクリームを塗る際は、手のひら全体を肌に密着させる“包み込み塗り”で、徹底的になじませ、閉じ込めます。どちらも首やデコルテまで塗りもれなくがコツ。お手入れ終了とともにふくふくの肌に出会えます」
Start！ 1.顔の内から外に流すように 美容液を顔全体につけたら、指の腹で肌の上をさするように、左右対称に内から外へと横に流しながらなじませていく。
2.老廃物を流して肌覚醒 美容液がなじんだら、鼻横から鎖骨、こめかみから鎖骨、とさすりタッチでなで下ろし、老廃物を流して。こうすることで肌が覚醒し化粧品の入りもさらにアップ。
3.手のひらで包み込み塗り クリームは、手のひらの温かみと一緒にじんわり押し込むイメージで。ぴったりと肌に密着させて。
