ドジャース・大谷&真美子夫人「理想の有名人夫婦」でトップに「互いをリスペクトし合えている」
明治安田は20日、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんだアンケート調査の結果を発表し、「理想の有名人夫婦」で米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)と真美子夫人(27)が初登場でトップに選ばれた。2月のキャンプ中に元バスケットボール選手である夫人との結婚を公表。チームの遠征にも同行してともに世界一まで戦い抜いた姿が、幅広い年代から多くの支持を集めた。 グラウンドでは最優秀打者賞のハンク・アーロン賞や、最優秀指名打者のエドガー・マルティネス賞など、打者表彰を総なめにしている大谷だが、プライベートでも新たな勲章となった。調査は10月10~17日にインターネットで実施。20~79歳の既婚男女1620人から有効回答を得た。今年結婚した大谷夫妻は108人(6・7%)の支持を集め、ヒロミ・松本伊代夫妻と同数でトップになった。 キャンプ中の2月29日に結婚を公表した。「新たなチームでのスタートですが、2人(1匹も)で力を合わせて支え合い、ファンの皆さまと歩んでいけたら」と宣言。韓国ソウルでの開幕シリーズへ、真美子夫人とともにチーム便で移動し、伝説のシーズンをともに戦い抜いた。右肘手術の影響で打者専念となった今季。54本塁打&59盗塁で史上初の「50―50」を達成し、本塁打と打点(130)の2冠に輝いた。移籍1年目で自身初のポストシーズンも左肩脱臼を負いながら完走し、悲願のワールドチャンピオンに上り詰めた。 大リーグは家族もチームの一員となって、ともに戦う文化がある。7月のオールスター戦のレッドカーペットなど、節目ではツーショットで登場。4月の東海岸への遠征で夫人が同行しなかった際には、寂しいか?と問われ「寂しいと言わせたいです」と意地悪そうな表情で返して笑いを誘うこともあった。ワールドシリーズまで同行して支える姿が、ドジャース夫人会のSNSなどを通じて伝えられた。内助の功は疑うまでもなく、大谷の父・徹さんは「真美子さんがいなければ、今の翔平はないだろう」と地区優勝の際に本紙にメッセージを寄せた。 明治安田は「世界で活躍する大谷選手を支える真美子夫人に共感する声も多く、“献身的に夫を支えているから”“お互いをリスペクトし合えている関係性に見えるから”“ほほ笑ましい”などの声が上がりました」とコメントした。世界一直後、大谷は「長いシーズン支えてもらい、本当に感謝しかない。僕は慣れているけど、彼女はそうではないので」と夫人にねぎらいの言葉をかけていた。 この時期恒例のアンケートは06年から実施で、第1回から三浦友和・山口百恵夫妻が15連覇を果たして殿堂入り。翌年からはヒロミ・松本伊代夫妻が、今回でV4となった。大谷夫妻も常連として長く支持を集めそうだ。 ◯…同アンケートは野球選手では楽天・田中将大・里田まい夫妻も長く支持され続けている。12年に結婚し、13年に5位で初のトップ10入り。14年9位、16年6位、17年5位、19、20年が9位と根強い人気を誇る。他ではイチロー・福島弓子夫妻が10年に9位、19年に10位で、過去にトップ10入りしたのはこの2夫婦しかなかった。 ▽明治安田「いい夫婦の日」アンケート 06年から全国の20~79歳の既婚男女をインターネット調査。結果を公表している。現在の夫婦関係や、出会いのきっかけ、結婚式・新婚旅行についてと、理想の有名人夫婦をアンケート。今年は出会いのきっかけについて、1年以内に結婚した夫婦で「マッチングアプリ」が2年連続で首位になった。