安倍晋三が「ある意味、宣戦布告だ」と”激怒”した、皇室典範「国連勧告」騒動の”知られざる舞台裏”…!
韓国大統領への「本音」
2017年に入ると、韓国では朴槿恵大統領の罷免に伴う次期大統領候補が連日取りざたされた。 「思ったのだけれど、潘基文より文在寅が大統領になったほうがいいね。潘は全然ダメな男で噓つきだけど、国連事務総長だったという信頼性が変にある。国際社会で顔がある。その潘がなるより、文がなれば、変な奴が大統領になったということになる。トランプとも文は絶対に(ケミストリーが)合わない。文は(米国に相手にされなかった)盧武鉉元大統領以上だからね」(2017年1月21日) 「トランプは『(親北朝鮮の)文は間違っている』と言い、会談した金正恩朝鮮労働党委員長の言葉を借りて『(金は文を)全くバカにしている』と言っていた。私は反応しないでおいたけど」(2019年8月27日) 安倍氏は日韓外交にそれまでのようないらぬ情緒は持ち込まず、冷徹に計算ずくで対応した。文政権時に必要不可欠な接触以外はドライに放置した結果、日韓関係は普通の二国間関係に一歩近づいたといえる。
阿比留 瑠比