センバツに向け30人が審判研修 練習試合で実戦感覚確かめる
18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に向けた審判委員研修会が11日、兵庫県西宮市の大阪ガス今津総合グラウンドであり、大会で判定に携わる審判員30人が参加した。 【センバツでの相手は? 組み合わせ抽選会での主将たち】 神港学園(兵庫)と京都共栄学園の練習試合を2試合実施し、参加した審判員が2~3イニングごとに交代しながら球審や塁審などを務めた。「メリハリのあるジェスチャーを心掛けて」などと、審判歴の長い指導員が細かくアドバイスを送った。今回のセンバツから延長十回からに早まったタイブレークの想定もあった。 日本高野連の窪田哲之・審判規則委員長は「冬の長いオフシーズンから実戦感覚を呼び戻すために毎年開催している。甲子園では選手に負けないくらい、はつらつとした姿を見せてほしい」と話した。【大東祐紀】