【フランス杯】GPシリーズ連勝狙う樋口新葉はSP3位発進…今季ベストも全米女王アンバー・グレンと11.16点差
◇1日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第3戦・フランス杯第1日(アンジェ) 女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季第1戦・スケートアメリカを制した2022年北京冬季五輪団体銀メダルの樋口新葉(23)=ノエビア=がシーズンベストを更新する66・98点で3位発進した。1位は78・14点で昨季全米女王のアンバー・グレン(米国)。 今大会で3位以内に入れば12月のGPファイナル(フランス・グルノーブル)へ進出する樋口は2番滑走で登場し、冒頭でダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を大きな軌道で成功させた。続くルッツ―トーループの連続3回転はセカンドジャンプが回転不足となったが、転倒せずに着氷。3本目の3回転フリップもしっかり降りて、スケートアメリカでマークしたシーズンベストを0・86点上回った。 他の日本勢は、昨年大会で3位に入った住吉りをん(21)=オリエンタルバイオ・明大=が66・88点の5位、22年GPファイナル女王の三原舞依(25)=シスメックス=が61・12点の7位で2日のフリーに進んだ。(写真はAP)
中日スポーツ