日本航空のネットワーク機器にサイバー攻撃 鹿児島県内でも離島便や羽田便など一部遅れ
鹿児島テレビ
12月26日朝、日本航空でネットワーク機器にサイバー攻撃があり、大規模なシステム障害が発生しました。障害は午後1時20分ごろに復旧しましたが、鹿児島県内でも離島便や羽田行きの便などに一部遅れが出ました。 日本航空によりますと、26日午前7時25分ごろから、社内と社外をつなぐネットワーク機器へのサイバー攻撃がありました。乗客が手荷物を預ける際に使うシステムなどに不具合が生じたということです。 日本航空では障害の原因となっているルーターを特定して復旧作業を行い、午後1時20分ごろにシステムは復旧しましたが、国内線、国際線ともに遅れが発生しました。 霧島支局 徳永健一記者 「帰省客でにぎわう鹿児島空港でも、システム障害による遅延便が出ています」 霧島市の鹿児島空港でも、けさから離島や大都市からの到着便に遅れが相次ぎ、戸惑う利用客の姿が見られました。 利用客 「『通信トラブルがあった』ということで機内で待つ時間があった」 「子どももいたので心配だったが無事に着いて良かった」 「乗り込んだ後に『通信障害があるので待機します』というアナウンスがあった」 「(鹿児島に)祖父母の家があるので子どもたちの顔を見せに来た」 「久しぶりの鹿児島なので、無事飛んでよかった」 冬休みに入ったことから家族連れも目立ちましたが、到着ロビーなどに混乱はみられませんでした。 また、奄美空港でも羽田からの便が約40分遅れて到着するなどの影響があり、不安を口にする人もいました。 観光客 「帰りが思ったよりも遅くなりそうなので、何時に帰れるか心配」 日本エアコミューターなどによりますと、県内でも離島便や羽田行きの便など少なくとも14便に遅れなどの影響が出ました。 こちらは現在の鹿児島空港の様子です。 日本航空によりますと、27日は通常通り運航する予定だということです。
鹿児島テレビ