二宮和也、実写版【推しの子】徹底した情報統制がプレッシャーに「ハードルが高くて恐怖だった」
俳優の二宮和也が25日、丸の内TOEIで行われた映画『【推しの子】-The Final Act-』の公開記念舞台あいさつに主演の櫻井海音と共に登壇。主人公・アクア(櫻井)やルビー(齊藤なぎさ)の宿敵となりうる謎の男“カミキヒカル”役としてサプライズ出演した二宮は、情報が漏れないように厳戒態勢が敷かれていたことが大きなプレッシャーだったことを明かした。 【動画】二宮和也、【推しの子】出演「ハードルが高くなりすぎて恐怖だった」 本作は、累計発行部数2,000万部を突破した人気コミック【推しの子】(原作:赤坂アカ・横槍メンゴ)を実写映画化した劇場版。 Prime Video で配信中のドラマシリーズ(全8話)のその後の物語を描く。
本作のイベント初登壇となった二宮は「本当にちょっとしか出ていなのに、こうして舞台に立たせていただきありがとうございます」と恐縮するも「感想をちらほら見ると、狙ったところに届いているんだろうなと安心しています」と笑顔を見せる。
作品が配信・公開されて以降「二宮と櫻井の顔が似ている」とSNS上でも話題になった。二宮は「似ている、似ていないということは度返しして、もうちょっと深いところで繋がっていると思っていたので、ビジュアルも似ていると言ってもらえてラッキーだなと思いました」と語ると、「僕はずっと怖かったんです」とつぶやく。
二宮がカミキを演じることは、情報が解禁されるまで、作品に携わるスタッフやキャストですら一部の人間にしか明かされていなかったという。二宮は「配信のときからどこかで漏れないかな……」と逆に徹底した情報統制がプレッシャーになっていたというと、改めて「ハードルが高くて恐怖だった。でもちょっとは受け入れてもらえていると聞いて良かったです。ギリギリあぶねーって感じ」と笑っていた。
櫻井も、カミキを二宮が演じると知ったのは、撮影も残り1か月ぐらいのタイミングだったという。「プロデューサーさんから『誰だと思う?』と聞かれて、いろいろな方の名前を出したのですが、二宮さんとお聞きしたときは、これ以上ない幸せだと思いました。僕はずっと二宮さんのお芝居が好きでずっと作品を観ていたので……」と興奮したという。