「非常に大きなものになる」菊池雄星8奪三振でシーズン200奪三振達成 “自責点0”も移籍後初黒星
◇MLB マリナーズ8-1アストロズ(26日、ミニッツメイド・パーク) アストロズの菊池雄星投手がマリナーズとの3連戦最終戦に先発登板。この試合で自身メジャー初のシーズン200奪三振を達成するなど、6回8奪三振2失点(自責点0)の力投をみせました。 【画像】地区優勝に貢献したアストロズ・菊池雄星投手 この日は5回まで得点圏にランナーを許さない安定したピッチングをみせていましたが、1点リードの6回にエラー絡みで1死満塁のピンチを招くと、逆転のタイムリーを浴びました。 菊池投手はアストロズ移籍後、先発した9試合で5勝0敗、チームは負けなしという“不敗神話”を誇っていましたが、自責点0ながら移籍後初黒星を喫しました。 それでも、2回にはメジャー6年目で自身初のシーズン200奪三振を達成。この日は8奪三振の活躍で、今シーズンの奪三振を206まで伸ばしています。 試合後、菊池投手は「正直アストロズに来るまでは何も意識してなかった。ここ数年のメジャーの中で三振をいかに取って、フォアボールを少なくするかというのは非常に大事な指標になっていますから、僕自身も意識はしていましたし200三振取れてすごく嬉しい。フォーシームを必ず磨けば生き残れるというか、そこしか生き残れるチャンスが僕にはないと思ったので、ツーシームじゃなくてフォーシームにこだわって200個の三振が取れたと言うのは、経験を振り返ると非常に大きなものになるかなと思います」とコメントしています。