ドジャース戦の8回から登板したパドレス・松井（AP）

　◇ナ・リーグ　パドレス－ドジャース（2024年5月10日　サンディエゴ） 　パドレスの松井裕樹投手（28）が10日（日本時間11日）、本拠ペトコ・パークでのドジャース戦に8回から2番手で登板。ドジャース・大谷翔平投手（29）とメジャー3度目の対戦は二塁打を許すなど、1回2安打1失点となった。 【写真】左すねに打球が当たった松井に駆け寄るチームメート、スタッフら 　1－0の8回からマウンドに上がった松井は先頭・ベッツの打球が左足に当たるアクシデントに見舞われた。ベンチからコーチらが駆けつけ、状態を確認。そのまま続投し、無死一塁で大谷を迎えた。 　ただ、大谷に1ボール1ストライクからの3球目、外角低めのスライダーを捉えられ、左中間を破る二塁打を浴びた。 　大谷の二塁打で無死二、三塁にピンチを広げると、次打者・フリーマンの左犠飛で三塁走者・ベッツの生還を許し、同点に追いつかれた。 　それでもスミスを申告敬遠で歩かせると、1死一、二塁からマンシーを注文通りの遊ゴロ併殺。勝ち越し点だけは与えなかった。 　大谷とのメジャーでの直接対決はここまで2打数1安打。初対決となった3月21日は右飛、2度目の対決となった4月12日は二塁打を浴びた。 　松井は前回7日（同8日）のカブス戦は2―1と逆転した直後の8回にマウンドへ。しかし先頭に四球を与え、ベリンジャーの右前打、モレルの中犠飛で同点に追いつかれ、2/3回を1失点。メジャー初の2試合連続失点となった。これで登板3試合続けて失点し、防御率は4・08に悪化した。