東京・歌舞伎町ホテルに防犯指導 未成年者が大人数で宿泊、飲酒などの問題受け
東京・歌舞伎町のビジネスホテルで未成年者らが人数や年齢を偽って複数人で宿泊し、飲酒や喫煙、医薬品の過剰摂取(オーバードーズ)を行うたまり場となっている問題を受け、警視庁少年育成課はホテル6店舗に防犯指導を行った。 指導は16日、新宿区保健所の立ち入り検査と合同で実施。捜査員は未成年者が大人数で不正宿泊する例などを説明し、申し込み客への年齢確認や客の出入りの確認を行うこと、対応に困った際には、警察に相談することを求めた。 歌舞伎町のビジネスホテルを巡っては今月、不正宿泊を行ったとして同課が「トー横」と呼ばれる一角に出入りする少女らを詐欺容疑で検挙。少女らは未成年でホテルの申し込みができないため、通りかかった20代の男に依頼して1人分の宿泊申し込みを行い、少女4人で滞在して飲み会や酒で大量の医薬品を飲む「パキ酒」を行ったという。