【広島】野間峻祥が2点三塁打 チーム8戦67イニングぶり適時打 ロッテ戦は昨季まで打率.472
◆日本生命セ・パ交流戦 広島―ロッテ(7日・マツダスタジアム) 広島の野間峻祥外野手が“ロッテキラー”ぶりを発揮した。0―0の4回2死一、三塁。ロッテの先発・美馬に2点三塁打を浴びせ、チームに貴重な先取点をもたらした。 ロッテ戦は昨季まで先発出場した8試合で通算36打数17安打、打率4割7分2厘。お得意様との今季初戦で、相性の良さを見せつけた。 「あそこでゼロに抑えられたら嫌な流れだった。打てて良かったです」 4回は先頭・矢野が四球を選び、続く会沢はエンドランの形で左前に運んで無死一、三塁の好機をつくった。だが、9番・大瀬良の初球バントの構えからボールを見逃した際に矢野が飛び出して三本間の挟殺でタッチアウト。大瀬良は空振り三振に倒れ、流れが止まりかけたが、秋山がこの日2安打目の左前打で再び2死一、三塁と好機を広げていた。 チームにとっても待望の一打となった。今季最多14得点した5月29日の本拠オリックス戦の8回以降、適時打なしが続いていた。翌日から、前夜まで7戦で15得点は、本塁打4本で7得点、犠飛で4得点、犠打野選、敵失、押し出し四球、暴投でそれぞれ1得点ずつ奪っていた。チーム8戦67イニングぶりのタイムリーとなった。
報知新聞社