中村アン、Snow Man渡辺翔太に救われた言葉「心強くてキュンとしました」恥ずかしかったラブシーン秘話も【「青島くんはいじわる」最終回直前インタビュー】
【モデルプレス=2024/09/13】14日にいよいよ最終回を迎えるテレビ朝日系オシドラサタデー「青島くんはいじわる」(毎週土曜よる11時~)でSnow Man渡辺翔太とW主演を務める中村アン(なかむら・あん/36)にモデルプレスがインタビュー。ラブシーン秘話から共演裏話、最終回の見どころまでたっぷりと語ってもらった。 【写真】渡辺翔太&中村アン、密着ベッドシーン ◆渡辺翔太&中村アンW主演「青島くんはいじわる」 原作は、吉井ユウ氏が手掛ける同名人気コミック(めちゃコミックオリジナル)。恋愛や結婚に全く興味がない“年下絶食系男子”・青島瑞樹(渡辺)と恋愛から遠ざかっている35歳の“干物系女子”・葛木雪乃(中村)が、小さなウソから始まる年の差「協定恋愛」をスタートさせる“超”王道ラブコメを描く。 ◆中村アン、渡辺翔太&戸塚純貴から刺激 ― 毎週X(旧Twitter)のトレンド入りをはじめ、大きな反響を呼んでいますが手応えは実感されていますか? 中村:TVerの再生回数など具体的な数字を見ると、色々な方に届いているんだなと実感が湧いてきます。30分枠なので観やすいという声をお聞きしたり、久しぶりにお会いした方から「『青島くん』観てるよ」と言っていただけたり、幅広い世代の方にお届けできて嬉しいです。 ― SNSや8月に開催されたファンイベントなどからも現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わってきますが、特に共演の多い渡辺翔太さん、戸塚純貴さんの第一印象から変化した一面があれば教えてください。 中村:渡辺くんは、最初に人見知りだと言っていましたが、コミュニケーションを取っていくうちに、“みんなで一緒に頑張る”という誠意がすごく伝わってきました。この作品に対してもちゃんと向き合っていて、とても熱いものを持っている方なんだなと感じました。 戸塚くんは、本当にムードメーカーでいつも助けてもらっています。ラブコメの“コメ”部分を担って、現場でもすごく考えながら演じてくださっています。本当に2人とも頼もしく、誠実に作品作りに向き合っていて、すごく刺激をいただきました。 ◆中村アン、渡辺翔太にキュンとしたこと ― クランクイン前の取材では、渡辺さんが中村さんのクールな印象とのギャップにキュンとしたとお話されていましたが、中村さんは撮影を通じて渡辺さんにキュンとした瞬間はありますか? 中村:第7話で雪乃が青島くんに素直な気持ちを打ち明ける場面は、少し重いシーンだったので私も入り込んでしまったり、何回もやっていく内に分からなくなってきてしまい、どうしようと頭の中でパニックになる瞬間がありました。そんな時、渡辺さんが「全部同じようにやってたら大変だから、僕の時はもっとリラックスしてください。僕は十分見ていたので気持ちもちゃんと作れますし大丈夫ですよ」「アンさんなら大丈夫ですよ」とまさに青島くんのように声を掛けてくれました。泣いたり想いをぶつける演技はすごくパワーを使うので、それを言わずとも感じ取ってくれて「え、優しいじゃないか!」と思いました(笑)。すごく周りを見ている方なので、きっと察して声を掛けてくれたと思うのですが、そういう言葉って思っていてもタイミングや言い方を気にして口に出せなかったりするので、その一言を掛けてくれるところがすごく優しいなと感じましたし、心強くてキュンとしました(笑)。本当に救われましたし感謝しています。 ◆中村アン「青島くんはいじわる」を通じ恋愛観に変化 ― 雪乃役を通じ、自身の恋愛観が変化した点はありますか? 中村:青島くんと雪乃のように、最初から惹かれ合っていたわけではないけど、きっかけがあって徐々に相手を知っていって、気づいたら好きになっていた…という恋愛もあるんだなと考えさせられて、それがすごくいいなと思いました。これまで人を好きになる時は直感で始めるものだと思っていましたが、相手をしっかり見て、一緒にいてお互いを知って恋愛できたら1番いいパターンですよね。 あと、青島くんの“結婚は考えてない”発言によって、雪乃は絶望に打ちひしがれ、もし深く聞いたら重いと思われるかもしれないと心配している中、雪乃の本音を知った青島くんからは「雪乃さんをそんなに苦しめてしまっていたんだ…」「なんで大切な人のことを重いなんて思うんですか?」という返しが来て、男女における考え方のすれ違いをすごく実感しました。勇気はいるけれど、思ってることはちゃんと伝えた方がいいなと感じました。 ― 中村さんは雪乃のように言いたいことを抱え込むようなことはせず、何でも口に出せるタイプですか? 中村:もしお付き合いしている方から、青島くんのように悪気なく「結婚とか考えてない」と言われたら、雪乃と同じ状態になるかもしれません。その場であれば「どういうこと?」と聞けても、時間が経てば経つほど「あれってどういうことだったんだろうな?」「じゃあ付き合っているゴールってなんだろう?」と考えてしまいます。結婚を考えていなくても好きだから付き合っておくのか、結婚を考えていないならきっぱり別れるのか…難しいですね。でも相手への好きな気持ちが大きくなればなるほど、私も聞けないと思います。 ― では、もし中村さんが雪乃の立場だったらどのように乗り越えますか? 中村:どうやって聞こう(笑)!?でも最悪の場合はお別れすることになると思うので、現実に直面するようなことを避けるかもしれません。モヤモヤ具合は雪乃と一緒ですね。本当にドラマ通りです(笑)。 ◆中村アン、ラブシーンは“部活マインド” ― ラブシーンも多数ありますが、気を付けていたことや渡辺さんと相談したことはありますか? 中村:普通に恥ずかしいので、もうずっとふざけていました(笑)。撮影は結構アクロバティックっぽい感じなので、その中で綺麗な角度を撮影チームの方々が見つけてくださり本当にありがたいです。キスシーンも妖艶にした方が素敵だなと思うのですが、私もつい「よし行くよ!」「はい!」と部活みたいなマインドになっていたので、「もうちょっと可愛くしたら良かったな」と後から思ったりもしました(笑)。でも「青島くん」のストーリーはラブコメですし、雪乃も自分からガツガツ行くタイプではなく、年を重ねてそれなりに経験はあるけど少し恥ずかしい…といったタイプなので、結果的には撮影もふざけるくらいがちょうど良かったなと感じました。あとは、本当にみなさんが美しく作り上げてくださったお陰です。 ― “両片想い”期間からカップルに変わったことで、変化もあったのでしょうか? 中村:それこそ8話では、カップルになって遊園地デートに行きましたが、初めて恋した時のような懐かしい気持ちになりました(笑)。遊園地に行って手を繋いだり、アイスクリームを食べさせたり、プリントシールを撮ったり…そういう王道なことを沢山して色々な気持ちを思い出しました。もしお付き合いしている時に倦怠期が来たら、王道なことをやってみたらいいんじゃないかと思います(笑)! ― 最後に、最終回の見どころを教えてください。 中村:残された青島くんのお母さんの問題や、初めに掲げた結婚という大きなテーマにどう向き合っていくのか。そして、雪乃さんと青島くんがどんな未来を見据えて歩んでいくのか、ぜひご期待ください! ― 素敵なお話をありがとうございました。放送も楽しみにしています! (modelpress編集部) ◆中村アン(なかむら・あん)プロフィール 1987年9月17日、東京都出身。CMや雑誌、ドラマ、映画などにも多数出演。近年の主な出演作は、ドラマ「着飾る恋には理由があって」(2021年)、「日本沈没-希望のひと-」(2021年)、「DCU~手錠を持ったダイバー~」(2022年)、「NICE FLIGHT!」(2022年)、「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(2023年)、「大奥 Season2『幕末編』」(2023年)、「約束 ~16年目の真実~」(2024年)、映画「名も無き世界のエンドロール」(2021年)、「マスカレード・ナイト」(2021年)など。2024年冬に、スペシャルドラマ「グランメゾン東京」そして、映画「グランメゾン・パリ」の公開を控える。 ◆「青島くんはいじわる」最終話あらすじ ようやくラクな綿パンを脱ぎ捨て、9歳年下の青島瑞樹(渡辺翔太)と付き合い始めた飲料メーカー「キャットビバレッジ」の総務部員・葛木雪乃(中村アン)。幸せな日々をスタートさせた2人だが、青島が「俺、結婚とか全然考えてないんで」と、無邪気に爆弾発言。35歳という年齢もあり、プレッシャーをかける重たい女になりたくない、でもつき合ってその先に何もなかったら…と、想像以上のダメージを受けた雪乃だが、青島が本気で自分と向き合ってくれていることを知り、“2人で一緒にいられたら、それだけで幸せ”という結論に達する。 そんな中、青島の実の母で実業家の坂本久美(木村多江)が現れる。青島に自分の会社を継がせたい久美は、雪乃の家を訪れ、「瑞樹と別れてほしい」と切り出す。さらに、結婚を考えていない青島と一緒にいる覚悟があるのかという久美の言葉に、雪乃は何も言い返せず…。 楽しかったデートの帰り道、青島が突然「僕、雪乃さんと会えなくなります」と突然別れを切り出し…!? 恋愛ベタ2人の小さなウソから始まったホントの恋。はたして、青島と雪乃が選ぶ結末は?ついに、運命の最終回が幕を開ける――。 【Not Sponsored 記事】
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