リドリー・スコットは皇帝にもなれそうな監督、「グラディエーターII」俳優陣が絶賛
映画「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」より、主演を務めたポール・メスカルらが監督のリドリー・スコットの魅力を語る特別映像がYouTubeで公開された。 【動画】「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」メイキングも収めた特別映像はこちら 同作は、暴君の圧政で自由を奪われ、妻を殺された主人公・ルシアスが剣闘士(グラディエーター)になり、コロセウムでの闘いに身を投じる物語。特別映像では、主人公ルシアスを演じたメスカルが「(スコットは)皇帝にもなれそうな監督だ。大規模な撮影をこなすんだから、きっと余裕だろうね。リドリーは常に挑戦し続け、あらゆる手段を試してきた」と述べ、監督としての手腕を絶賛している。撮影現場でスコットから「思い切ってやれ」と鼓舞されるメスカルの姿も収められた。 また謎多き奴隷商人マクリヌス役のデンゼル・ワシントンは「今作への出演は即決だった。リドリーはビジョンを形にする天才だ」と、「アメリカン・ギャングスター」でも作品をともにしたスコットへの全幅の信頼をのぞかせる。将軍アカシウスを演じたペドロ・パスカルは「完璧な連携体制だった。仕上がりもリアルで違和感がない」と振り返り、「今作で一番輝いているスターはリドリーだ」と断言。ほかにもルシアスの母ルッシラを演じたコニー・ニールセン、双子皇帝のうちの弟ゲタ帝を演じたジョセフ・クインもスコットのすさまじさを熱弁する。 11月30日に87歳の誕生日を迎えようとしているスコットは、本作の撮影について「51日間ですべてを撮影した。カメラを置く場所さえわかっていればいいんだ。それがわからないのなら、やらないほうがいい。私は頭の中でカメラの位置を常に把握している。朝、撮影現場に入ると900人のスタッフと演者が私の指示を待っているのだから、何をすべきか把握していて当然だ。そこに立ち尽くして『ちょっとみんなで話し合おう』なんて言い出せないからね」と回想した。 「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は全国で上映中。 (c)2024 PARAMOUNT PICTURES.