パリ五輪でも“4ゴール”と大爆発で人気急上昇 2024年上半期だけで激変したFWマテタの状況「五輪が終わり次第忙しくなる」
上半期はゴールを量産
2024年に入ってからFWジャン・フィリップ・マテタの勢いが止まらない。 現在マテタはパリ五輪を戦っているU-23フランス代表にオーバーエイジ選手の1人として参加しており、グループステージ第3戦のニュージーランド戦で1ゴール、準々決勝のアルゼンチン戦で1ゴール、そして5日に行われたエジプトとの準決勝では2ゴールを記録。3戦連続弾でチームを決勝へと導いた。 また、所属するクリスタル・パレスでも年明けからプレミアリーグで怒涛の14ゴールと固め打ち。昨季はリーグ戦で計16ゴールを奪ったのだが、前半戦は2ゴールしか決めていなかったのだから面白い。 2月のブライトン戦から一気にスイッチが入り、そこからの16試合で14ゴールを奪ったのだ。あまりの激変ぶりにサポーターも驚いたはずだ。 当然この活躍を他クラブが見過ごすはずはない。仏『Foot Mercato』はパリ五輪が終わり次第忙しくなるだろうと伝えている。 「ジャン・フィリップ・マテタにとって素晴らしいシーズンだ。クリスタル・パレスでも非常に良いシーズンを過ごしており、プレミアリーグ35試合で16ゴールを記録。現在はティエリ・アンリ率いるパリ五輪のチームに参戦しており、この五輪が終わり次第マテタと彼の代理人たちは非常に忙しくなるだろう。彼の評価はここ数カ月で急上昇しており、いくつかのクラブが彼の功績に興味を示している」 具体的にはアストン・ヴィラ、ライプツィヒ、ナポリといったクラブが関心を寄せているとされる。192cmとサイズのあるパワフルなストライカーで、パリ五輪でもその強みは存分に発揮されている。 決勝の相手はスペインだが、このままフランスが優勝したとなれば、マテタはチームのMVPと言っても大袈裟ではない。今年の上半期はマテタにとってキャリア最高の日々になっていることだろう。 ※成績に誤りがありました。お詫びし、訂正いたします。
構成/ザ・ワールド編集部