中日を2試合連続サヨナラ勝利に導いた宇佐見真吾選手(写真：時事)

◇プロ野球セ・リーグ 中日2×-1巨人(16日、バンテリンドーム) 中日は宇佐見真吾選手の存在感が日に日に増しています。 【画像】痛かった3連続併殺打...巨人が中日にサヨナラ負け 1-1の9回1アウト満塁で『代打・宇佐見』コールが告げられると球場は大歓声。「たくさん声援をいただいて嬉しいです」と声援に感謝を込めた宇佐見選手は、今村信貴投手の4球目、インコースのボールをはじき返しライト線へ。宇佐見選手にとって2試合連続サヨナラ打と3試合連続のお立ち台でした。 13日の広島戦では5番キャッチャーとして先発出場し、柳裕也投手は9回無安打投球の好リード。延長10回にはサヨナラホームランを放ちました。しかし16日は正捕手の木下拓哉選手が1軍復帰し宇佐見選手がベンチスタート。それでも代打での登場には「つくってくれたチャンスだったので無駄にしてはいけない」と意地の一振りで応えてみせました。 今季38試合に出場する宇佐見選手。スタメンでは29試合98打数33安打で打率.337・3本塁打・9打点、代打では8打数4安打で打率.500・3打点とどちらも好成績を残しています。 6月下旬に日本ハムから中日に移籍し約2か月。日に日に存在感が増していく宇佐見選手は「目の前の試合を勝つことが大事。チームの勝ちを目指してやっていく」とファンの前で頼もしく話しました。