エル・ファニング、ボブ・ディランを演じるティモシー・シャラメの歌唱力を絶賛「鳥肌が立った」
ティモシー・シャラメ主演のボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』に出演するエル・ファニングが、「Rolling Stone」誌のインタビューページに登場。ティモシー・シャラメの歌唱力を絶賛した。 コンサートホールで撮影していた当時をふり返ったエル・ファニング。「彼は『Masters of War』『はげしい雨が降る』を歌ったのだけれど、私は『ウソでしょ!』と驚いたし、周りの人たちも衝撃を受けたみたい。だって、だれかがそうやって歌うのは非現実的だったから。あまりにも完璧で、でも誇張はされていなくて。ティミーではあるのに、ボブだった。2人が融合したような。鳥肌が立った」とボブ・ディランに扮したティモシー・シャラメの歌唱力を称えた。 その歌声があまりにも素晴らしかったからか、撮影に参加していたエキストラたちから「口パクかな?」という声が聞こえてきたという。そこでエル・ファニングは「彼らの肩をポンッと叩いて、『彼が歌ってるんだよ。彼が歌っているって私にはわかるんだから!』と言った」そうだ。 すでに予告編ではティモシー・シャラメがボブ・ディランとして歌うシーンも公開されており、ボブ・ディランのファンからも「安心した」「オスカーに値する演技・歌声」と高評価を受けている。
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