第7回中国国際輸入博覧会 国家展には77か国と国際機関が参加
【東方新報】中国国務院新聞弁公室は23日に記者会見を開き、第7回中国国際輸入博覧会(輸入博、CIIE)の準備状況について説明した。中国国際輸入博覧会局の副局長である呉政平(Wu Zhengping)氏は、国家総合展が輸入博の展示セクションの重要な一部であり、第7回進博会の国家展には、ベナン、ブルンジ、レソト、マダガスカル、ナミビア、ノルウェー、スロバキアの7か国と国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が初めて参加することを発表した。 さらに、今年は中国とフランス、タンザニアが国交樹立60周年、中国とマレーシアが国交樹立50周年を迎える年でもあり、これらの主賓国は特色ある製品のプロモーションイベントを開催し、貿易、技術、文化などの分野における中国との豊かな協力成果を展示する予定だ。参加する発展途上国や最貧国に対しては、ブースの設営や展示品の輸送などで支援を提供し、中国がさらなる開放、協力の深化、そして共に発展を促進するという積極的な意志を示している。 呉政平氏によると、今年の中国館のテーマは「中国式現代化の推進、世界の発展と繁栄の共謀」であり、全面的な改革の深化を中心に、中国の経済社会の発展で達成された歴史的成果を一堂に展示するとのことだ。展示セクションは主に「改革深化による発展促進」「改革深化による革新促進」「改革深化による開放促進」「改革深化による共有促進」「港澳台展区(香港・マカオ・台湾展示エリア)」などで構成されている。 中国館では、最新の生産力の発展成果を強調し、例えば量子科学実験衛星「墨子号(Micius Satellite)」のモデル、嫦娥6号(Chang'e-6)のモデル、深海探査船「奮闘者号(Fendouzhe)」のモデル、5Gスマートファクトリーのモデル、人型ロボット「天工(Tiangong)」、低空経済電子インタラクティブサンドパネルなど、未来のネットワーク、深海・空・宇宙開発、人工知能(AI)、新エネルギーといった複数の分野をカバーする展示が予定されている。これらの展示品は、インタラクティブ性が強化され、内容や形式がさらに新鮮で、観客に新たな体験をもたらすことになるだろう。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。