「まるでナウシカのメーヴェ」熱帯ドリームセンターに出現した“生きたくす玉”のまさかの姿に4.1万いいね
まさに「生きたくす玉」! ある植物の驚きの瞬間を映した動画が話題です。 9月20日、沖縄県にある海洋博公園・沖縄美ら海水族館の公式アカウントがX(@kaiyohakukoen)を更新。同公園内にある熱帯ドリームセンターで植栽展示している、とある果実の写真を投稿しました。 ▼【画像・動画】「生きたくす玉」 の「貴重な瞬間」を見る!「すごい!」「思った以上にくす玉」
「『生きたくす玉』があります」
公開された写真には、緑色の大きく丸々とした果実が木の枝からつり下がる様子が写っています。果実の下部には3方向に伸びる線のようなものも見られますね。 公式アカウントは、この投稿に「#熱帯ドリームセンター では『生きたくす玉』があります」「いつ割れるかドキドキですね」とコメント。 一見すると、果汁のたっぷり詰まったフルーツのようにも見えますが、“生きたくす玉”とは一体……中から何が飛び出してくるのでしょう? 同アカウントは翌21日に、果実が割れた際の様子を映した動画も公開。驚きの瞬間に4.1万件を超える「いいね」が集まりました。
「くす玉みたいな果実が割れると、中からグライダーのようなタネが飛び出します️」
動画には割れた果実の下部から飛び出した、複数の白い羽のようなものが、すいすいフワフワと空を飛びながら舞い降りる様子が映っています。その光景は、まさに「くす玉」が割れた瞬間のよう! また白い羽のようなものは、飛行機のようにも蝶のようにも見えて、なんとも神秘的です。 この動画について、公式アカウントは「少しネタばらしを」と切り出すと、次のように説明しています。 「くす玉みたいな果実が割れると、中からグライダーのようなタネが飛び出します️」 「ハネフクベという植物で、10月頃にタネが空飛ぶ様子を見れます」 なるほど! 「生きたくす玉」の正体は、ハネフクベという植物の種子が詰まった果実だったのですね。 海洋博公園が10月8日に発表したニュースリリースによると、ハネフクベはインドネシアやマレーシアが原産で雌雄異株のツル性植物とのこと。または翼がついた種子は、グライダーのモデルになったことで知られているのだとか。 同公園内にある熱帯ドリームセンターでは、令和4年に国内で初めてハネフクベの結実を記録。今年で3年連続の結実に成功しています。
「貴重な瞬間」を捉えた動画に4万いいね
生きたくす玉のネタばらしの投稿には 「はじめてみた! なんだこの植物!!」 「すごい! 貴重な瞬間ですね!」 「自然の驚異」 「まるでナウシカのメーヴェですね!」 「思った以上にくす玉みたいだった」 など、たくさんの驚きの声が寄せられています。 ・・・・・・ この他にも、海洋博公園・沖縄美ら海水族館のXでは、ハネフクベの割れた果実の内部の様子や種子の写真も公開しています。 あわせて是非チェックしてみてくださいね!
BuzzFeed Japan