“ドクターイエロー”引退へ 新幹線の安全運航を支え四半世紀 検測走行は2025年1月に終了へ
テレビ静岡
新幹線の安全性と快適さを支えてきた試験車「ドクターイエロー」が引退することになりました。JR東海はイベントの開催や企画商品の販売を検討しています。 2024年で開業から60年を迎える東海道新幹線。 高速で走る列車の安全のため、電気設備や線路に異常がないかどうか点検が欠かせません。 現在運行されている試験車の「ドクターイエロー」は、2001年から約10日に1回 東海道・山陽新幹線の線路を走りながらデータの計測を続けてきました。 しかし、老朽化が進んだため、JR東海は「来年(2025年)1月をもって検測走行を終了する」と引退を発表しました。 ドクターイエローはJR東海・浜松工場で開かれるイベントでも毎回多くのファンの注目を集めてきました。 JR東海は「感謝の気持ちを込めイベントの開催や企画商品の販売を多数用意したい」としています。 ドクターイエローが行っている検査は、2027年から既存の車両(N700S)に導入される計測機能で代わりに行っていくということです。
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