及川光博、『ドクターX』主要メンバーとの麻雀「光栄至極」 主演・勝村政信は「憧れの先輩」
『ドクターX』主要キャラクターが勢ぞろい
テレビ朝日のスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』が11月30日午後9時から2時間スペシャルで放送する。約3年ぶりの第7弾。主演を務める勝村政信、キャストの及川光博、なにわ男子・西畑大吾が囲み取材に応じ、見どころを語った。 【写真】西畑大吾、及川光博が初参戦 『ドクターY』の場面カット 同ドラマは『ドクターX~外科医・大門未知子~』のスピンオフドラマとして2016年に第1弾が放送されて以来、毎年着実にシリーズを重ね、19年の第4弾からは地上波のプライム帯で放送される2時間スペシャルドラマへと進化。毎年恒例の人気シリーズとなっている。勝村は、群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹。西畑はスチューデントドクター東村練、及川は練の父親役を演じる。 『ドクターY』のもうひとつの楽しみといえば、元祖シェアード・ユニバースともいえる『ドクターX』ファミリーの豪華特別出演。今回は大門未知子を演じる米倉涼子を筆頭に、内田有紀(城之内博美・役)、鈴木浩介(原守・役)、岸部一徳(神原晶・役)、遠藤憲一(海老名敬・役)、そして…今年10月に逝去した名優・西田敏行(蛭間重勝・役)が集結。それぞれ絶妙なスパイスを効かせながら、物語を盛り上げる。 囲み取材での質問と答えは以下の通り。 ──今作が3年ぶり、第7弾の放送となります。出演が決まった感想は。 勝村「こんなに長く続けさせていただけるとは思っていませんでした。2時間ドラマになったのも驚きです。最初は配信で、5分1話で何本かみたいな感じだったので、夢のようです」 及川「大ヒットシリーズの『ドクターX』及び『ドクターY』のシリーズに声をかけていただけるとは本当に想像もしていなくて、びっくりしました。尊敬している勝村先輩が主演ということで、ご縁を感じました。以前から、仲良くお酒をご一緒させていただいたり、かわいがっていただいてたんですが、しっかり共演したのはが今回初めて。出来上がったチームに参加するのは緊張感もありましたが、温かく受け入れてくださって、待ち時間も楽しくおしゃべりしていました」 西畑「お話を聞いて、すごくうれしかったですね、個人的には勝村さんとは2度目の共演でした。『また共演しようね』って言ってくださっていたので、また共演できたことがうれしかったです」 及川「みんなが勝村さんと共演したいんですよ!」 勝村「少し泣いていいですか(笑)」 ──今回の物語の面白さや見どころを教えて下さい。 及川「それは勝村さんのお芝居。見どころは勝村さん!」 勝村「ネタバレになってしますので、あまりしゃべってはいけないんですが、2人の関係などを脚本の林さんが複雑に面白く書いてくださいました」 及川「どんでん返しがあって、笑って、泣けて、楽しい台本でした」 勝村「あとはスタッフさんも本当に素晴らしくて。チーム一丸となって、俳優が芝居に没頭できるようにしてくださいました」 西畑「この作品を見たらスタッフさんも素晴らしかったというのが伝わると思います」 及川「僕はラストシーン、エンディングの勝村さんですね。絶対に、日本中が驚くようなことをしてくれていると思います(笑)」 西畑「個人的なところで言うと、僕が演じさせていただいた東村練くんの成長物語みたいなところもあります。どういったことがあって、『ドクターX』の研修医になったのか。みたいなところが描かれているので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」 ──お芝居を通して印象が変わったことや新しい発見はありましたか。 勝村「ミッチーはコスプレが似合う。動きもきれいだし、華がある。それを近くで見れたのは僕の特権だったのかなと。新しい発見というよりは、素敵な輝きを浴びたと思っています」 及川「僕にとって勝村さんは本当に高校時代から憧れの先輩。だから今回、(共演できて)すごくうれしかったです」 西畑「及川さんが父親の役だったので、2人のシーンとかで接近することがあったんですけど、おきれいでキュンとしました。優しいお父さんの役でしたけど、中には熱い思いがあって、それをぶつけてくれるシーンとか、すごくグッと来ましたし、男の僕でも惚れるような魅力がすごくある方なんだなと感じました」 勝村「でも、西畑くんのお父さん役をミッチーがやってるってすごいよね」 及川「やっぱり、キャリアを積んでいくと、お父さんになるんだなと(笑)。西畑くんとは初共演でしたが突然、親子になれる。お芝居の世界はそういう面白さがあります」 ──演じるうえで意識したことは。 及川「父親になったことがないので、想像力をフル活用して、息子に対する愛をイメージしました」 西畑「東村練くんはすごくエリートでプライドが高くて群れたがらない一匹狼タイプ。自分中心に回ってるような、イマドキっ子なので、僕は苦手なタイプでした。僕は相容れない人だなとは思っていたんですが、その中にも少し人間らしいところもあって、嫌なやつやけど、ちょっとかわいらしいところもある。その年相応のかわいらしいところを作っていければいいなと監督とも話しながら演じました」 ――特別出演として『ドクターX』主要キャラクターの米倉涼子さん、内田有紀さん、岸部一徳さんらが勢ぞろいします。共演した感想は。 及川「みなさんと麻雀打つとは思わなかった。本当に想像もしていなかったです。光栄至極に存じます。豪華レギュラーメンバーと麻雀を打てただけで、このシリーズに参加した感がすごかったです」 勝村「あそこで、麻雀打てる人は限られてる人ですから」 及川「楽しかったですが、麻雀しながらのお芝居は大変でした。目線と所作、セリフが全部同時にできないと。自分は大学生の頃に麻雀をやっていたので動きを覚えていてよかったなと思いました」
ENCOUNT編集部