【阪神】伊藤将司、3回途中5失点KO 初回3失点、3回は小幡竜平の失策絡みで2失点
<ヤクルト6-1阪神>◇29日◇神宮 阪神先発の伊藤将司投手(28)が3回途中5安打5失点でKOとなった。初回、先頭丸山和郁外野手(24)に四球。続く宮本丈外野手(29)の右越え打で無死一、三塁となり、3番オスナ内野手(31)に左翼線へ先制の適時二塁打を浴びた。なお二、三塁で4番村上宗隆内野手(24)の二ゴロ間に2点目。さらに犠飛でこの回3失点と、厳しい立ち上がりとなった。 さらに3回には1死一塁からオスナの二ゴロで併殺に打ち取ったと思われたが、二塁中野拓夢内野手(28)から送球を受けた遊撃小幡竜平内野手(23)が痛恨の落球。1死一、二塁とピンチは広がり、村上の右前打で満塁となった。さらに5番サンタナ外野手(31)に内角高めの球で詰まらせるも、右前に運ばれ、4点目。6番長岡秀樹内野手(22)にも右前適時打を浴びて5点目を失い、2番手浜地真澄投手(26)に代わった。 前日28日の試合が雨天中止となり、先発予定だった西勇輝投手(33)のスライド登板なども考えられた中、予定通りの登板。今季初のヤクルト戦に「(相手の)打線はみんな状態が良いと思うので。自分は自分のピッチングをやれればいいかなと思います」と意気込んでいた。