今年の米原油生産、日量1319万バレルに－政府が予想を上方修正
（ブルームバーグ）： 米政府は今年の国内原油生産予測を上方修正した。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成される「ＯＰＥＣプラス」が続ける生産抑制に対し、米国の生産増加が緩衝材となる。
米エネルギー情報局（ＥＩＡ）が12日に発表した短期エネルギー予測によると、今年の米原油生産は日量1319万バレルに増加する見通し。従来見通しの1310万バレルから上方修正された。来年の生産見通しは1365万バレルで、従来見通しから1.2％引き上げられた。
ＥＩＡの予測は月ごとに大きく変わる可能性があるが、ＯＰＥＣプラスによる減産が供給を引き締め、価格上昇につながる兆候がないか警戒する市場は、この統計に注目している。
ＯＰＥＣの石油供給削減は停滞、イラクが生産枠上回る供給を継続 (1)
原題：Oil Output in US Seen Rising More Than Expected as OPEC Cuts（抜粋）
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Josyana Joshua
