センバツ行進曲にあいみょんさん「愛の花」 甲子園の地元出身
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の入場行進曲が、人気シンガー・ソングライター、あいみょんさんの「愛の花」に決まった。西宮市出身のあいみょんさんは「地元で開催されている歴史ある大会に、このような形で繋(つな)がれることを嬉(うれ)しく思います」とコメントしている。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 「愛の花」は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルにした2023年前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主題歌。自身が作詞作曲し、23年6月にリリースされた。主人公を支える妻の気持ちを、優しいメロディーに乗せて歌っている。 あいみょんさんは「西宮の街が熱く盛り上がる景色、そして選手の皆さんそれぞれの熱い想(おも)いが甲子園で弾(はじ)ける光景を楽しみにしています」と春の熱戦に期待を寄せた。 あいみょんさんは1995年生まれ。23年の大みそかにはNHK紅白歌合戦で「愛の花」を朝ドラで主人公を演じた神木隆之介さん、妻を演じ司会も務めた浜辺美波さんの前で披露した。【小坂春乃】