FTVジュニアオケが創立50周年、卒団生と共演へ 1月5日ニューイヤーコンサート
FTVジュニアオーケストラは1月5日、福島市のふくしん夢の音楽堂で「ニューイヤーコンサート2025」を開く。創立50周年を記念し、同団の1期生を含む卒団生と共演。大編成のオーケストラで新春にふさわしい華やかな楽曲を届ける。団員らは本番に向けて練習を重ねており「観客の皆さんを楽しませる演奏会にしたい」と意気込む。 演奏する曲目は、ヨハン・シュトラウス2世の「皇帝円舞曲」、ルロイ・アンダーソンの「舞踏会の美女」のほか、「オペラ座の怪人」や「スター・ウォーズ」の映画音楽など。小学生から高校生までの団員に加えて卒団生、講師合わせて100人以上がステージに上がり、幅広い年代が名曲の数々を奏でる。団員は長年にわたって常任指揮者を務める田中一嘉さんから熱のこもった指導を受けている。 今回の演奏会は悔しい思いを晴らす舞台でもある。昨年8月に定期演奏会を予定していたが、台風接近の影響から公演を中止。節目のステージを踏めないまま卒団した団員もいた。今回はその時に演奏予定だった曲も披露される。団員でつくる「おたまじゃくしの会」会長の武田和海(なごみ)さん(17)=日大東北高2年=は「夏に悔しい思いをした分も、思いを込めてすてきな演奏を届けたい」と語った。 午後1時半開場、同2時開演。全席自由で入場料は500円。問い合わせは同団事務局(電話024・536・8041)へ。
福島民友新聞社