ルノーのハイブリッドクーペSUV「アルカナ」のマイチェンモデルが上陸!スポーツシックな新デザイン「エスプリ アルピーヌ」を導入
ルノー・ジャポンは10月9日、SUVの機能美とクーペのエレガントさが融合する都会的なフォルムが特徴の「アルカナ」改良モデルを発売した。税込車両価格はE-TECHフルハイブリッドモデルが499万円、マイルドハイブリッドモデルが459万円。マルチメディアEASY LINKのタッチスクリーンは9.3インチに拡大。360°カメラにはサイドビュー機能が新たに追加 新しいアルカナは、スポーツカーブランド「アルピーヌ」の特徴であるスポーツ・プレミアム・フレンチタッチのエッセンスを取り入れてスポーツシックな新デザインを採用した「エスプリ アルピーヌ」が導入された。全長4570×全幅1820×全高1580mmのボディサイズ、2720mmのホイールベースに変更はない。 エクステリアでは、フロントエンドに装着されたフラットデザインの新しいエンブレムと、ハーフダイヤモンドシェイプが立体的に浮かび上がる斬新なフロントグリルの組合せが、新しいアルカナにエレガントで奥行きのある表情を与えている。 ブラックルーフから続くリヤエンドは、新エンブレム、ブラック「ARKANA」ロゴ、ブラックエキゾーストフィニッシャー、クリアライトクラスターによってスポーティな印象を高め、19インチとなった専用デザインの大径ホイールでさらに強調されている。 メーカーオプションとして、室内を明るく開放的にするパノラミックルーフ(税込17万円)が新たに選べるようになったものニュースだ。 レザーフリーとなりTEPレザーが使用されたインテリアも、スポーツシックなデザインで統一されている。フロントシートには、アルピーヌロゴとブルーステッチがあしらわれ、ステアリングホイールとドアパネルにはトリコロールのステッチが施されている。 従来の7インチから9.3インチへと大きくなったマルチメディアEASY LINKのタッチスクリーンは、多くの情報をわかりやすくドライバーへ伝える。360°カメラには、新たにサイドビュー機能が加わった。 パワートレインはこれまでと同様、燃費効率が高くダイレクトで爽快なドライブフィールが楽しめる「E-TECH フルハイブリッド」と、パドルシフトを駆使したパワフルな走りに加え、燃費効率も高い「マイルドハイブリッド」の2機種から選べる。 「E-TECH フルハイブリッド」は、F1で培ったノウハウを活用し、ルノーが独自に開発したハイブリッドシステム。メインモーターであるE-モーター(49ps/205Nm)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター/20ps/50Nm)の2つのモーター、94ps/148Nmを発する1.6L直列4気筒自然吸気エンジン、そしてこれらを繋ぐトランスミッションの電子制御ドッグクラッチマルチモードATで構成され、前輪を駆動。従来のパワートレインにはないダイレクトかつスムーズなドライブフィールと、WLTCモード燃費22.8km/Lという低燃費を実現している。 一方「マイルドハイブリッド」は158ps/270Nmを発する1.3L直列4気筒直噴ターボエンジンと補助モーター(BSG)、そして12Vリチウムイオンバッテリーで構成されるマイルドハイブリッドシステムを採用。こちらも前輪駆動だ。このシステムは高速道路や登坂路などでは欧州で鍛えられた力強い走りをもたらす一方、減速時に発生するエネルギーを12Vリチウムイオンバッテリーに蓄え、発進・加速時にモーターを駆動し エンジンをアシストすることで燃費を低減。また、ストップ&スタート機能や、安定走行時にエンジンを停止するクルージング機能により、無駄な燃料消費を抑制する。トランスミッションはダイレクト感あふれる走りをもたらす電子制御7速AT(7EDC)を採用。パワフルなエンジンの性能を余すことなく引き出す。また、パドルシフトによって、思いのままに走りを楽しむことも可能だ。WLTCモード燃費は17.0km/L。 ●ルノー「アルカナ エスプリ アルピーヌ」新装備 ・フロント/リヤ新エンブレム ・19インチアロイホイール ・9.3インチ マルチメディア EASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能) ・360°カメラ サイドビュー機能 ・TEPレザーステアリングホイール ・TEPレザー×スエード調コンビ フロントシート(Alpineロゴ入り) ・TEPレザーリヤシート ・キッキングプレート(Alpineロゴ入り) ●ルノー「アルカナ」ラインナップ ・アルカナ エスプリ アルピーヌE-TECHフルハイブリッド:499万円 ・アルカナ エスプリ アルピーヌ マイルドハイブリッド:459万円 ※価格は消費税込み
MotorFan編集部
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