菅田将暉 「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督との収録エピソード明かす 演出は「ほとんどなかった」
俳優の菅田将暉（31）が、22日放送のTBS系「日曜日の初耳学」（日曜後10・00）に出演。宮崎駿監督（83）とのエピソードを語る場面があった。 菅田は23年のジブリ映画「君たちはどう生きるか」で人間の言葉を話す鳥男・青サギ/サギ男役を演じた。「青サギって鳥の役なので、飛んでてカアカア言ってるようなシーンを“これは俺がやるのかな？”とか…決まってないので。“現場に行って、やれそうだったら菅田さんにお願いします”みたいな」という形式だったことを明かした。 そして、いざ迎えた収録の日。「実際の青サギの鳴き声をいろいろ調べたら、ノイズっぽい、ギャアみたいな音で。マイクの前で“青サギの鳴き声調べたら、こんな感じだったんですけど…”って喋ってたら、遠くの方で宮崎さんが“それでお願いします”って言われて。結局それで全部通してやったんですけど」と鳴き声まで全て演じたという。 宮崎氏からは「“それでお願いします”しかほとんど言われてはなかったですね」と話し、「でも結局、演出という演出がほとんどなかったんですよ」と振り返っていた。
